24億の資金調達!分析力で爆進するALBERTにインタビュー

今回は、第三次AIブームの中で分析力を核として成長してきた「株式会社ALBERT」にインタビュー。
人工知能や機械学習技術を駆使したデータソリューションを提供する同社に注目です。

▼株式会社ALBERT(アルベルト)
https://www.albert2005.co.jp/

人知と人工知能でイノベーションをリードするALBERTとはどんな会社か

事業内容

ALBERTは「分析力をコアとし、顧客の意思決定と問題解決を支援する」を理念に2005年に設立された会社。

2005年7月設立。事業コンセプトは『分析力をコアとするデータソリューションカンパニー』。高度なデータソリューションを提供するためのコアコンピタンスである『分析力』は、アナリティクス領域における、「マーケティングリサーチ」「多変量解析」「データマイニング」「テキスト&画像解析」、エンジニアリング領域における、 「大規模データ処理」 「ソリューション開発」「プラットフォーム構築」「最適化モデリング」の8つのテクノロジーで支えられています。8つのテクノロジーには豊富な実績に裏付けられた、ALBERT独自のアルゴリズムや手法が用いられており、優位性を確保しています。

さまざまなシステムソリューションを提供しており、その全てが分析力をコアとした技術を強みとしています。

事業概要

参考:https://www.albert2005.co.jp/

ALBERTの技術

ALBERTはさまざまな手法をシステムに組み込むことでユーザのビジネス課題を解決してきた実績があります。

【代表例】
ディープラーニングを活用した画像・音声・テキスト解析エンジンの開発
SVMやランダムフォレスト等のモデルを活用した分析システムの受託開発
アソシエーション、協調フィルタリングを活用したレコメンドエンジンの開発
クラスタリングを活用したデータマイニングエンジンの製品開発

インタビュー「24億円の用途は!?今後のALBERTが進む要素技術強化の道」

執行役員の平原さんにALBERTが取り組む投資などについて伺いました。

24億の投資とのことですが、どのようなものですか?

重点投資分野としては、医療・ヘルスケアやIoT・スマートファクトリー、EC・マーケティング分野などの製品開発です。

AI領域では、これまで、特に画像認識で多くの実績があります。画像による物体識別や、建物の劣化検知、ペットの皮膚病検知など、さまざまな事例があります。今後については、要素技術で競争優位性を見出していくことを目指しています。

プレスリリース『ALBERT、24億円の資金調達を完了~自動運転・ヘルスケア・IoT領域等への人工知能・AI活用に積極投資~』
https://www.albert2005.co.jp/release/archives/201612/08_130022.html

現在では分析の受託案件を多く受け持つALBERTですが、これまでの経緯を教えてください。

ALBERTは、10年ほど前にレコメンドエンジン「Logreco」を開発し、340サイト以上の導入実績があります。

その後は、プライベートDMP構築ソリューション「smarticA!DMP」を提供しています。蓄積されたビッグデータを自動解析して、顧客セグメントの自動抽出と適切なチャネルへ適切な商品のレコメンドを実現する「データマイニングエンジン」や、オムニチャネルに対応した「キャンペーンマネジメントシステム」、お客様固有の課題設定や指標に応じた「BIダッシュボード」などを、お客様のニーズに合わせて組み合わせて構築しています。

それ以外にも、最近だとチャットボット型接客ツール「Proactive AI」をリリースしています。

分析の受託案件を受け始めたのは約5年前ですね。
それまでも分析の案件は受けていましたが、積極的に人材を活用したのはその頃からです。いまでは、データ分析部にアナリストが約40名、システムソリューション部にエンジニアが約40名います。

まじすけの質問コーナー

質問コーナーでは、平原さんに加え、データ分析部の古川さんとシステムソリューション部の稲盛さんに、AINOWのまじすけがインタビューしました。

事業の立ち上げや新しい技術の導入は盛んなんですか?

製品化についての意思決定は早いと思います。社員であれば誰でも構わないのですが、新しくプロダクトを立ち上げたい場合は、事業計画を作成します。それが経営陣の参加する会議で議題となり、正式な製品化が決まります。

新しい技術については、さまざまなテーマの勉強会が毎週のように開催されています。

学ぶ仕組みがしっかり用意されていることで今後の可能性が広がりますし、こうした定期的な勉強会は必要だと思います。それ以外にも、実際の案件についてどんな技術が取り入れられどのような成果が出たかについては全社員に共有されます。

技術を提供する会社なので、積極的に学ぶ場がないと成長が止まってしまいます。

ALBERTは、もともとメーカーの研究所にいた人や大学で研究をしていた人が多くいて、それぞれが専門性を持っています。技術はどんどん新しくなっていきますが、いろいろなバックエンドのある人が集まることで、お互いに切磋琢磨して仕事をしています。

マネージャー陣は、ただ案件を進めることだけではなく、アナリストやエンジニアの技術を実ビジネスに活用できるよう、個々の成長や活躍の機会を提供するということも重要視しています。

また、ALBERTでは多くの企業のデータを使って分析・開発をしています。多様なデータに触れていると、「あれ、このデータだったら自分が研究している技術が使えるんじゃないか?」と思うこともあります。そうして新しい技術が実ビジネスに用いられることもありますね。

TDAも研究しているという記事を見ました!

はい。実際の業務ではまだ使っていませんが、現在は、TDAを研究しながら実際の業務に活かせないか探っている段階ですね。

研究にどれくらいの時間を使っていますか?

もちろん人によりますが、就業時間の2割は研究に使うということは言われます。案件ばかりではなく、新しい技術の研究を進めるために必ず学ぶ時間を作っています。
他社に常駐する場合も、毎週最低2日は自社オフィスにいることが決まりです。そうすることで、学ぶための時間を作ることができます。

環境はどうですか?

さまざまな企業のデータを扱うことができるのはやはり魅力ですね。以前メーカーで働いていた頃は自社のデータのみを扱っていましたが、今では、いろいろなお客様のデータを見させていただき、また多様な手法で検証できるので、技術が磨かれる実感があります。例えば私(稲盛)の場合はTDA研究については半年ほど前から研究会に参加していて、実際のデータで試すこともあります。まだ実用的ではない技術について、実際のデータを使って試すことができています。

多岐にわたるデータを扱ってみたい方、技術を実際のビジネスに活かしたい方、たくさんの仲間と研究や勉強会をしたい方には本当におすすめの環境です。これからも、多様なバックグラウンドを持ったアナリストやエンジニアと働いていけることを楽しみにしています。

ALBERTでは、アナリスト・エンジニアを積極的に募集していますので、ご興味がある方は、ぜひご応募ください。

▼株式会社ALBERT 採用サイト
https://www.albert2005.co.jp/recruit/

編集後記

おざけんです。ALBERTさんに取材にいってきました。第四次産業革命とも言われるここ数年、AIにとどまらずIoT,VR、ビッグデータなど技術力が急上昇しています。
それと同時に企業はそれにキャッチアップしていかなくてはなりませんよね。

ALBERTさんでは、受託で常駐している社員も週に2日は本社に戻るようにして学習機会を得るようにしているそうです。また、勉強会も活発だそう。

今後、AIを勉強したい方は、社内で勉強会を開催したり、イベントに参加してみてもいいかもしれませんね!

2017年8月のAI系の勉強会がAINOWでまとまっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【8月開催】人工知能・機械学習関連イベント&勉強会

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