iPhone X、ニューラルエンジンでパワフルな人工知能を実現

 
昨日発表されたiPhone X(テン)のA11 Bionicチップには、強力なニューラルエンジンが搭載されており、毎秒最大6,000億の演算処理ができるといいます。
ニューラルエンジンとは?
ニューラルエンジンとは、Appleの3D顔認証技術であるFace IDや、絵文字を自分の表情に合わせてカスタマイズできるアニ文字などの機能を可能にする、機械学習アルゴリズム実行の要(かなめ)となるプロセッシングコアのことです。
 
iPhone Xに搭載されているA11 Bionicチップは、ソフトバンク傘下であるARMの半導体設計技術を基にデザインされました。ARMは人工知能(AI)に特化した次世代チップアーキテクチャを今年発表したことで知られています。
AIはクラウドからデバイスへ
モバイル端末上でのAIは、その計算量の多さから、これまでクラウドでまかなわれることが通例でした。クラウドを使用することで、プロセッサ上で計算を処理する必要がなく、スマートフォンのバッテリーの減りを防ぐことができたからです。
 
しかしながら、クラウドには常にインターネット接続が必要で、個人情報が遠く離れたサーバーへと送られることに起因するセキュリティ上の問題がありました。
 
Appleは一方、AIをすべてデバイス上で行うことを以前から念頭に置いており、2016年に差分プライバシー(Differential privacy)を導入することで、iCloudのデータを個人情報と結びつけることなく抽出し、人工知能の機能向上に役立てるなど、着々と準備を進めてきました。
 
AIをデバイス上のみで実行することにより、不用意にデータを端末外に飛ばす必要がなくなるため、ユーザーの個人情報に対するセキュリティの向上につながります。
 
iPhone XのAIの今後に期待しましょう!
 
 
Source:The Verge
Photo:Pixabay
(lexi)

AINOW

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