【事務作業も効率化!】オフィスで使える人工知能まとめ

人工知能(AI)のオフィスワークへの活用が進んでいます。

従来は、人の手で一つ一つこなしていたさまざまな単純作業をこれからはAIが代わりにやってくれるようになるかもしれません。それによって、作業を大幅に効率化できるため、従業員の業務負担を軽減することができます。

また、会社としての生産性向上にも繋がるため、これからのオフィスには欠かせないものになるでしょう。今回は、数あるオフィスワーク向けのAIサービスの中から、特に作業効率化の助けになるものをご紹介します。

書類処理(OCR)

OCRは手書き文字を認識してデータ化してくれる技術です。時間のかかる書類の処理を効率化できるとして注目されています。請求書などの大量の処理を行う経理部門だけでなく 、自治体や銀行の窓口など、書類を扱う多くの業種への導入可能性があるでしょう。

OCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)
手書きの文字をスキャナーなどで読み取り、AIを使って活字として読み取ること

2018年に開催された展示会「AI・業務自動化展」でも、OCRを活用したサービスの展示が多く、実際に担当者に話を聞いてみると「お問い合わせが多い」とニーズが高まっていることが感じられました。

「AI・業務自動化展」のレポートもAINOWでリリースしています。ぜひご覧ください。

【AI×OCR関連10社を紹介】AI・業務自動化展に行ってきました!

以下にOCR関連のツールをいくつか紹介します。

DX Suit(AI Inside)

AI Insideが手がける書類処理に特化したAIプラットフォームです。「Intelligent OCR」・「Elastic Sorter」・「Management Console」の3つで構成されています。

「Intelligent OCR」は手書きの書類をOCRにかけてデータ化するサービスです。乱筆であっても高い精度で識別することができるのが特徴です。

また、「Elastic Sorter」では書類の画像データを使って書類を自動で仕分けることができます。面倒な設定をしなくても、仕分けたい帳票をアップロードするだけで始めることができます。そして、「Management Console」はデータ化した書類へのアクセス権限などセキュリティを管理するためのツールであり、セキュリティ対策も万全です。

Tegaki(Cogent Labs)

Cogent Labsが手がけるOCRサービスです。独自のOCR技術を用いて認識率99.2%を誇っています。また、一般的な日本語以外にも多様な記号、言語へも対応させることができるのが特徴です。

Cogent Labsの取材記事もAINOWに掲載されています。

「認識率99.3%」より大切な、Cogent.Labsが「Tegaki」で起こす日本に必要なイノベーションとは!?

また、Cogent Labsは膨大な情報の中から、特定の情報を見つける「Kaidoku」というサービスも提供しています。実際に野村證券で、90%の工数を削減したケースも紹介されていますので、参考になさってください。

「人工知能」というキーワードでクラスタリングしてみた!Cogent Labs 「Kaidoku」

Smart OCR

こちらはインフォディオがリリースしたサービスです。

書類を複合機でスキャンする他、スマートフォンで撮影してOCRをかけることができます。また、Web上で行うため複数で作業を分担したり、RPAによって自動化することができます。

基本インターフェイスでは読み込んだ画像やデータ化した内容などが表示されます。データ上の情報と対応する画像の箇所が矩形で示されるなど、使いやすいのが特徴です。

また、OCRの認識率が色によって表示されますので、OCRの変換ミスを見つけるのも簡単です。変換ミスはその場で修正することで、よりOCRの精度を上げることができます。

Smart Data Entry

最後に、富士ゼロックスによるOCRを活かしたクラウド対応の書類処理サービスです

富士ゼロックスが掲げる「Smart Work Innovation」に基づき、業務効率化を目指して開発されました。

複合機で書類をスキャンすることで効率的に書類を管理することができるため、大幅な時間短縮に役に立つかと思われます。

お問い合わせ対応

大量の顧客をユーザを抱える企業であれば、ユーザからのお問い合わせの量も比例して多くなります。お問い合わせに対応するCSの部署を作ったり、CS業務を外注するケースもあります。

企業によっては一日中お問い合わせに対応しなければならず、非常に大きな負担となっている場合も見受けられます。

そこで、次は企業のお問い合わせ業務をAIによって自動化してくれるサービスをご紹介していきます。

AI-Q(木村情報技術)

企業内外からのお問い合わせに自動で対応するチャットボットサービスです。IBMのWatsonを使って木村情報技術株式会社が開発し、ソフトバンクが販売しています。

総務や人事、経理、OA機器関連などのお問い合わせ対応や営業支援情報の共有に使うことができます。例えば、社員が「AI-Q」に質問をすると、AIがその意味を認識して適切な回答を返してくれます。

今までの窓口対応の必要がなくなる他、24時間対応可能なため営業時間に左右されずにお問い合わせに対応することができます。

AI さくらさん(ティファナ)

ティファナが提供する、お問い合わせ対応のほか様々な業務に対応する自動化サービスです。具体的には以下の業務に対応しています。

  • 社内ヘルプデスク対応
  • 会社の生き字引
  • 社外からのお問い合わせ対応
  • Web接客・Web集客
  • 受付対応(コンシェルジュ)
  • 多言語接客

独自のキャラクターを使って、上記のように様々な局面の業務を自動化してくれます。そのため、企業の業務効率化には大きな貢献をもたらしてくれるかと思います。

AI コンシェルジュ

音声認識技術を活かして、コールセンターのお問い合わせ業務を自動化するサービスです。U-NEXT マーケティングが独自に開発し、リリースしています。多数の人員を必要とするコールセンターを設置する必要がなくなる上に、24時間対応のため、費用削減・顧客満足度向上に大きく役に立つと言えます。

矢野経済研究所の調査によると、2017年度のコールセンターの市場規模は8,637億円だったそうです。そのため、コールセンターの領域にはさらにAIによる自動化の余地があると言えます。

経営分析

SHARES AI(ココペリ)

株式会社ココペリが運営している企業の経営分析を効率化してくれるサービスです。従来の経営分析では、企業の財務情報を財務諸表やグラフにまとめて今後の意思決定をするのが一般でした。

しかしSHARES AIを使えば、会社の会計データをアップロードするだけで他業種との財務状況の比較から融資・助成金の申し込みをする最適なタイミングまで、まるで顧問のような立場でアドバイスをしてくれます。

例えば、会社が雇用者を増やした時に助成金をもらうことができることをSHARES AIが学習していれば、そういった時に経営者に雇用助成金を申し込むことを提案します。そして、経営者は助成金の専門家に申し込みを依頼することができます。

 

まとめ

オフィスで日々大量の雑用に追われているため、なかなか自分の本業に集中できないという方は多いかと思います。なかなかAIを活用する機会がないという人も、ぜひAiを一度使ってみてください。

今回紹介した以外にも多くのサービスがAIを活用し、わたしたちの生活はますます便利になっています。

今後もAINOWは活用の視点でAIの情報を発信していきます。

 

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