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人工知能ブームが加速していく中、様々なサービスに人工知能が活用されてきています。そこで今回は、最近の人工知能活用事例を紹介しようと思います。
目次
1.人工知能が味覚を解析!?「SENSYソムリエ」
<参考>人工知能が味覚を解析してお酒を提案する「SENSYソムリエ」、ワイン、日本酒に続き、クラフトビール版リリース
SENSY株式会社が開発した、人工知能が味覚を解析、おすすめのお酒を提案してくれるサービス。2016年7月からワインや日本酒でのサービス提供してきたが、2017年7月11日よりクラフトビール版をリリースした。
「SENSYソムリエ」は、人工知能「SENSY」を利用し、ユーザーの味覚を判断。各ユーザーに対しておすすめのお酒を推薦してくれるアプリ。ワイン、日本酒、クラフトビールを試飲していただいた後、その感想を入力することで学習し、一人一人の好みに合った商品を提供する。学習したデータを用い、お客様がまだ飲んだことのない商品に関しても味覚を予測し、推薦をすることが可能。
SENSY株式会社が開発する人工知能。人の感性を理解する1人1台の人工知能である。「SENSY」は人の味覚や視覚などを人工知能により理論化し、さらに学習したデータからその人の好みを読みとり好みに合うものだけを提供する。
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2.10秒でお店を決めてくれるアプリ 「Pecomy」

<参考>Pecomy
ランチ、ディナーの時、一番面倒なのがお店選び。そんなときに助けてくれるのが「10秒でお店を決めてくれる」アプリ、Pecomyだ。料理の写真をスワイプするだけで人工知能がその人の気持ちや好みを読み取り、お店を決めてくれる。大量のお店のデータを読み込ませており、その中からその人にぴったりなお店をレコメンド知ってくれるのが特徴だ。
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3.会話ができるAIアプリ「SELF」

<参考>PRTIMES
人工知能と会話することができるアプリ、「SELF」。話せば話すほどその内容を分析、記憶しパターンを見つけ、ユーザーに対して一個人として話しかける。また、会話する度にその内容や位置情報を記録しその履歴が日記のように保存されていく。4月初旬には美少女AI古湖あいが登場。現在もダウンロード数を伸ばしている。
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4.名刺管理アプリ 「Wantedly People」

<参考>Wantedly People
Wantedlyがビジネスパーソン向けに提供する名刺管理アプリ。Wantedly Peopleは、最大10枚の名刺をデータ化することができる。人工知能と機械学習を用いて、名刺を認識するごとにその認識率を上げていく。LINE、SNSなどを使いデータの共有が可能で、全てがこのアプリで完結してしまう。現在では100万ユーザーを超え、利用者は増えていく一方だ。
5.コミュニケーションを数値で”見える化”するサービス「UpSighter(アップ・サイター)」

<参考>UpSighter
「UpSighter」はコミュニケーションを見える化するサービス。営業トークや資料のデータを読み込ませ、数値化することで改善点を明らかにする。そうすることでより具体的な施策を練ることが可能になる。例えば、営業において成績の良い社員とそうでない社員の営業トークを読み込ませ数値化し、その違いを比較することによって解決すべき課題が明確になる。
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6.まとめ
このように様々なサービスで人工知能が活用され、私たちも人工知能に触れる機会が多くなってきています。人工知能は私たちに新たな手段を与えてくれるツールとして、これからも進歩し続けるでしょう。そして人工知能は生活やビジネスにおいて欠かすことのできない技術になりつつあります。今後の人工知能の活躍に期待しましょう!

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