サイクルコンピューターをガチで作ってみたら、割とできてしまったという話

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はじめに
Raspberry Pi Zero Wで、スポーツ自転車向けにサイクルコンピューターを作ってみました。
ANT+規格の専用センサーやGPSから取得したデータをリアルタイムに表示、記録し、Strava等の記録サイトにアップロードできる形式でログを書き出し、といった基本的な流れはできるようになっています。
この写真は都内から熱海を越えて西隣の丹那盆地まで走った時のもので(Stravaの走行ログ)、上がPioneer SGX-CA600、下が作成中のデバイス(Pi Zero Cyclecomputer)です。値の取得間隔やオートストップの処理等の違いから値が微妙にずれていますが、使える水準に達していると思います。
項目名
SGX-CA600
Pi Zero Cyclecomputer
距離 (Dist)
121.2 km
121.4 km
仕事量 (work)
2,461 kj
2,393 kj
実走行時間 (Time/Timer)
4時間56分50秒
4時間53分
獲得標高 (EleG/Ascend(※1))
1,000 m
708 m (※2)
※1 : 動詞ではなく名詞のAscentにすべきですね、修正済。
※2 : 概ね一致する予定でしたが、気圧センサのスパイク除去ロジックにバグがあり、終盤のヒルクライム中に横置き状態に陥りました、、、こちらも対応済。
バッテリーの内装、ケースの作成、細かい機能の作り込み、市販品にはない機能の作成が十分にできておらず、まだ完成には至っていませんが、「意外と作れてしまい、驚き」というのが率直な感想です。
個人がそれぞれの嗜好に合わせてデバイスを作れる時代は、少しずつやってくるのかもしれません。
なぜ作ろうとしたか
サイクリングという趣味を広く長く愉しむ過程、また、Linuxや多少のプログラミングの経験があるというバックグラウンドが合わさって、この形になりました。
サイクルコンピューターの進化
元々、サイクルコンピューターはモノクロ液晶にスピードや距離、時計を表示するものが大半で、機能が非常にシンプルな分、ボタン電池1個で鬼のように持つというのが特徴でした。
2010年よりちょっと前ぐらいでしょうか、サイクルコンピューターが高度化し始め、「高嶺の花」とも言える憧れのデバイスになります。
センサーがANT+

サイト名: Qiita
2019年4月25日

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