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どーも! まじすけです!?
前回の記事の続きということで、AYASDIのブログを解説する記事を書きました!?
AYASDIってなんの会社?
AYASDIはシリコンバレーにオフィスを構えるAIプラットフォームを運営する会社。今までに100億円にも昇る資金調達を行なっており、TDAによるデータ分析を活かし金融や医療に至るまで幅広くデータ分析を行う。
AIを使ったアンチ・マネーロンダリング
今回はAYASDIのブログからAnti-Money Laundering and AI at HSBCを紹介する。
サッと訳すと「HSBC(香港上海銀行)でAIを使ったアンチ・マネーロンダリングやってみた」である。
麻薬売買で使われた怪しいお金や、不正な現金を銀行でグルグル回して痕跡を消してしまうことを「マネーロンダリング」と呼び、世界中の金融で度々問題となっている。
2012年にHSBCもメキシコの麻薬売買に使われるなど、コンプライアンス問題によりアメリカ当局に19億ドルも罰金として取られてしまっている。
“Reg-Tech”ってなに?
AYASDIはAIプラットフォームを用いたReg-Techシステムを開発し、このアンチ・データロンダリングに挑戦した。試験的に使ったところ、20%もの調査にかかる費用を削減することに成功した。
(2000億円の20%ってやばいですよね…)
こういった法的規制、金融的規制にアプローチするテクノロジーをReg-Techと呼ぶ。
– 新しいFinTechか? 「RegTech」が変える金融規制
なんでそんなに盛り上がってるの?
2008年の世界金融危機以来、金融規制が厳しく改正されマネーロンダリングを含む金融機関の問題が頻発した。
それに伴い、銀行はコンプライアンスでの採用を削減しており、代わりにAIなどのテクノロジーを取り入れている。
HSBCのチーフオペレーターの Andy Maguire はこう言います。
「AIテクノロジーはコンプライアンスのあり方を根本的に変えていきます。AIには人間が不得意な高次元で複雑なデータを解析でき、そしてそれは人の能力を拡張する」
AYASDIの代表であるGurjeet Singhは今年1月にHSBCの顧問委員会に参加し、銀行におけるデジタル戦略についてのガイドラインを発表した。
最後に
今後のAIテクノロジーの発展により、より複雑な規制の実現が可能となり問題が解決していきます。
Reg-Techのブームが日本に来る日もそう遠くないでしょう!!
以下で海外のRegTech企業を紹介しております! ぜひチェックしてみてください?✨
– FinTechの次の潮流「RegTech(レグテック)」の分野で注目すべき企業5選
まじすけ
明治大学総合数理学部FMSでTDAやAIの研究を行なっている学部4年生。大学院の受験勉強の合間に研究内容をサッと紹介! 最近はまっているのは糖質ダイエットで、週3回いきなりステーキのワイルドステーキでお腹を満たす。幸せ。