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2017年AIポエムと未来のポエム
この記事は、AI NOWアドベントカレンダー2017年2日目の記事です。
澪標アナリティクス株式会社 秋山 泉です。一応読んでる皆さまの妄想を膨らませられるようにファーストネームもカミングアウトしておきました。CMOって肩書がついていますが、PMやら営業やら防火管理責任者やらを兼任しておりまして…だからなに?な世界で色々やってます。(ここまでテンプレ)
アドベントカレンダーって何?って今年まで知らず…アドテク業界の一部で盛り上がってたので、アドテク業界の人がカレンダー作るのかなぁ?と思ってたレベルのクリスチャンです。
残念ながら男ですし…おっさんです
この記事は、AINOWアドベントカレンダー2017年2日目の記事です。
アドベントカレンダーってテーマは自由な物が多いんですが、いきなり『AIの未来予測』っていうポエム縛りで原稿作成開始になったので、もうここは…思い切ってAIポエムに振り切っちゃおうというのが今回のネタです。
データ分析業界に長く身を置く身としては、SPSS時代最も人気のなかったオプションのneural networkが脚光を浴びているのは、ほんとにシミジミする次第です。
AIを使ったシステムの開発をすればするほど『人間すげぇ!』という印象しか出てこないんですが…まぁ、それはそれですね。
未来のAIポエムでどんなのが来るかを予想する前に…
2016年、2017年でしばしば耳にしたAIポエムの復習から
何したいんですか?系
AIシステム作った事ないで言ってるよね?この人系
#直接の個人批判に繋がるため、記事URLの直リンクはしていません。
コメント:営業に来た業者さんが、ディープラーニング○鹿系な時は、そっとお帰りいただく事をお勧めいたします。(ほんと)
コメント:超えないから心配しないでください。DLで計算した出力結果を1時間位眺めれば超えない事が分かりますよ。
2018年以降の未来ポエム
ポエムなAIに騙されるな に代表されるように、統計学、データマイニング、AIを利用してシステムをきちんと作った事のある人達が若干(ほんとに若干)ウェブメディアで記事を出しているので、ポエマーな皆さん(特にTY経済さんが酷いんですが)減少してくれたら良いなぁと
騙されたくない方は、人工知能学会のWhat’AIや、鳥海先生の強いAI・弱いAIや、中山 心太さんの仕事ではじめる機械学習を読んでいただくか、弊社にご相談いただければ…
ビジネス上の課題が不明瞭なままAIを入れればなんとかなる物ではないのは事実なのですが、AIでなんとかしたい、というメッセージは、ビジネス上の何等かの課題が漠然と存在していて、AI(もしくはRPMでも何でも良いんですが)で、解決が図れないか?を検討している期間だというのは確かなので、漠然とした課題整理の所からご支援する事もありますが…
お付き合いの挙句、在庫の位置をなおせば片付くでしょ?とか、担当者AさんとBさんが仲良くしたら問題解決だよね?それをAIに押し付けても無駄ですよ?という…なんというのか、、、アレなケースもあるので、色々ですね。
ちなみに、強いAI・弱いAIという言葉を使う皆さまはビジネス上お付き合いしても問題なく、ディープラーニングー!しか言わない方や、シンギュラリティ―がー!しか言わない方は注意しております(ポエマー分類)
最後に!
澪標アナリティクス株式会社では、AIポエムを抹殺して、分析可能、システム実装可能な状態に料理済の案件を、代表がきちんと精査して受注してきますので、AIポエムに悩まされないで分析をきちんとやりたい、AIシステムを開発したい!という仲間を募集いたしております!
ポエムハンドリングを一緒にしてくださるPMサイドの方も是非!w
AIポエムについて:
2018年8月28日に@tokoroten さん主催の機械学習ビジネス研究会の告知に出てきた機械学習ポエムに触発されて、しゅう (@shoe116) さんや一部業界で(ほぼ私w)自然発生した業界用語(みたいなもん)
2018年10月18日に大阪大学先導的学際研究機構教授、みらい翻訳社長、コトバデザイン社長のMick(@mickbean) さんが、WEBRONZAで『ポエムなAIに騙されるな』という記事を書いてくださって一般用語化??というのか、Google先生にAIポエムで検索したときに認識されるようになって(若干一般化)した用語です。