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2020.03.02

BIツールも業界特化の時代? 飲食店に特化したデータ分析ツール「Insight」が提供開始

最終更新日:

世界24カ国に飲食店の予約・顧客管理システムの開発・提供などを行う株式会社TableCheckが データ活用によって飲食店経営を最適化するBIツール「Insight(インサイト)」を2020年3月1日、 新たに提供開始したと発表しました。

BIとはビジネスインテリジェンスの略で、企業などの内部にあるさまざまなデータを収集・蓄積・分析・報告することで、経営上の意思決定にいかす手法や技術のことです。

「Insight」は 飲食店のあらゆる情報を可視化・分析し、 さらにAIによる将来予測によって、 飲食店経営の意思決定を正しく導くデータ分析ツールです。

データにもとづいた精密な現状把握と将来予測により、 価格や人件費、 食材発注量、 営業時間、 予約数、 販促費などの費用対効果をデータで把握したうえで、 ヒト・モノ・コト・トキすべてを最適に設定することが可能になるといいます。

同社の予約・顧客管理システム「TableSolution」が、 Web予約により現場オペレーションを自動化・最適化してきたのに対して、 「Insight」は、 「TableSolution」に蓄積されたデータを活用することで経営を自動化・最適化するものです。 「Insight」により飲食業界におけるデータ活用が進めば、 店舗マネージャーやシェフなど特定の人物の経験と勘に依存した属人的な経営から脱却し、 飲食店の経営効率を飛躍的に向上させ、 業界全体の利益最大化を図ることが可能になります。

「Insight」の各機能
  • ダッシュボード・アンケート機能
    予約チャネル、 リピーター、 キャンセル率などのあらゆる情報を可視化・分析。予約チャネル比較やリピーター動向、 キャンセル分析などあらゆるデータを可視化し、 それぞれの費用対効果を把握し、 意思決定をサポートする機能。アンケート機能で顧客満足度調査も自動的に実施可能。
  • AIによる将来予測
    来月の売上・来客数が事前に把握できれば、 あらかじめ適切な施策を実施することができ、 価格、 スタッフィング、 仕入れ、 営業時間、 マーケティングなど、 各種コストの最適化を図ることが可能になります。
  • カスタマースコア
    定量・定性的データからカスタマーをスコアリングし、 企業を越えて共有するカスタマースコア機能。 飲食店がスコアに応じた優待を潜在顧客にも提供することで、 優良顧客とさらにマッチングしやすい環境に。 ※2020年中提供開始予定
  • マーケティングオートメーション/オプティマイゼーション
    不特定多数へ訴求する広告ではなく、 カスタマースコアを活用して、 自店舗に合ったターゲットだけを抽出。 効果的なアプローチが可能になります。 飲食店のマーケティングを自動化、 最適化するマーケティングツール。 ※2021年以降提供開始予定

 

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