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最新鋭IT技術の輸入などを手がける株式会社華和結ホールディングスは2020年3月24日、 世界有数のAI顔認識ユニコーン企業MEGVII社と「Face++」の日本国内唯一の戦略パートナーシップを提携することを決定したと発表しました。
「Face++」の海外パートナーシップ業務提携は史上初で、華和結HDはコアパートナーとして認定され、 日本の工業、 小売、 IT、 エンターテイメント業界のAI顔認識技術のニーズに、 高精度ながら適切な値段で提供できることが期待されています。「Face++」はSaaSやSDKも含めて日本市場でも提供されます。
MEGVII社は、 アリババグループのアプリケーションや G20 サミットにおける画像ソリューションにも採用されている顔認識プラットフォーム「Face++」で世界的に活躍している中国の新興企業です。
最近は香港でIPOを申請したことが報じられ、 その成長スピードや高い技術力は世界中から注目を集めています。 特にセキュリティーやエンタテインメント、 IT業界が進んでいる日本国内に今後のニーズが高く見込まれています。
今回の提携は、日本クールジャパンコンテンツの輸出や海外最新鋭のIT技術を日本へ輸入する華和結HDの次なる事業の第1号です。華和結HDが今まで培ってきたコンサル能力、 事業推進力、 創造力、 そしてコンテンツ業界や小売業界のノウハウが上手く活用でき、 MEGVII社のグローバル展開目標と一致したことから、提携の決定に至ったといいます。
この業務提携により、 華和結HDはMEGVII社の代名詞にもなっているクラウド型顔認識プラットフォーム「Face ++」の日本国内の唯一販売代理権を獲得し、 該当ソリューション製品の運営、 販売、 セールスパートナーの管理などの業務を一貫してマネジメントします。
また、 AIを利用したいけれど開発リソースが足りない法人のため、 IT業界に実績の高い法人や、 AI技術の理解が深い個人に対し、 セールスパートナーシップ認定制度を設けています。
認定された法人や個人を積極的に利用側に推薦させ、 日本市場全体の活性化を期待します。 そして、 「産学官連携」の一環として、 大学研究室の利用や、 政府機関の利用に補助制度を設けたり、 さらに、 災害対策や人道的活動支援に該当技術を無料で提供することにも積極的に取り組む予定だとしています。
このような運営理念のもとで、 消費者、 提供者、 開発者、 そして、 学校と政府機関など全ての方が幸せになれることを第一目標として努力してまいります。
清華大学卒業生3人によって2011年に設立されたMegviiは、 中国のAIスタートアップを引っ張る存在であり、 直近の資金調達は2019年5月に行われたシリーズDの800億円で、 企業価値は4000億円超のAIユニコーン企業。AlibabaやAnt Financial、 Lenovo、 Haier、 China Mobile、 DIDI、 17 Live、 HSBC、 スターバックスなどのクライアントと提携しています。 顔認証による電子決済や、 アプリログイン、 オンライン出席者照合、 オフィス入退室管理、 美容、 体や目線の認識などあらゆるシチュエーションに対応しています。 詳しくはこちら [/btn]
- 顔認識
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- 顔・人物照合
- 顔データベース分類検索
- 視線方向認識(安全運転など集中力測定等)
- 顔エフェクト(美顔フィルター、 整形、 ステッカー機能)
- 顔表情認識(幸せ、 怒り、 落ち着き、 悲しみ、 驚き、 うんざり、 恐怖)
- 顔3Dデータ構成(スマホ一台で即時生成可能、 最新鋭の8000ポイント顔認識モデル)
- 顔属性分析(年齢、 性別、 頭の3D角度、 綺麗さのスコア測定、 目の開き閉じ状態、 肌診断等)
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- 人体の輪郭認識、 背景切り抜き
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