最終更新日:
福岡銀行と株式会社エクサウィザーズは、 AIが振り込め詐欺や払い過ぎなど検知する「口座見守りサービス」を共同開発し、 2020年7月13日より福岡銀行の一部の口座保有者に限定してテスト版の提供を開始しました。
超高齢社会を迎えている日本では、 詐欺被害、 物忘れや買い込み、 家族との音信不通、 認知症などといった高齢者を取り巻く不安は、 歳を重ねるごとに増えています。 また、 家族の行動の変化はお金の使い方に影響することが多く、 特に認知症による行動変化は「口座の支払い状況」によく現れると言われています。
「口座見守りサービス」は、 銀行口座と接続することでATMや公共料金の支払いデータをAIが分析し、 家族の状況をより早く把握することができます。 口座の支払い状況の「異常検知」をすることで詐欺や払いすぎなどを早期発見できるほか、 「傾向変化」を捉えることで認知機能低下の兆候を発見でき、 変化の兆候についてアプリを通じて親子間で共有することができます。
試験提供の後、 2020年度中に福岡銀行の全口座保有者を対象に本格的なサービス提供を開始します。
「口座見守りサービス」の特徴
|
▼YouTubeでも解説!
■AI専門メディア AINOW編集長 ■カメラマン ■Twitterでも発信しています。@ozaken_AI ■AINOWのTwitterもぜひ! @ainow_AI ┃
AIが人間と共存していく社会を作りたい。活用の視点でAIの情報を発信します。