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AIの社会実装を手がける株式会社ABEJAと、経営コンサルティングを行う株式会社ローランド・ベルガーは、アパレルの需要予測におけるAI活用の浸透に向け、業務提携を行うと発表しました。
同社らは、共同開発によりアパレル業界の「作り過ぎ」「在庫過多」という業界課題を解決することを目指しています。
具体的には、ローランド・ベルガーがマーケットやトレンドを分析し、商品企画から販売計画、予算・売り上げを管理する業務の分析・課題抽出を行い、ABEJAがデータ分析と予測モデルの開発を行うことで、機械学習モデルを活用した「需要予測コンサルティングパッケージ」を提供していきます。
今回の提携にあたり、ABEJAの事業管掌取締役菊池佑太氏、ローランド・ベルガーのパートナー福田稔氏は、次のようにコメントしています。
ABEJA事業管掌取締役 菊池佑太氏
ABEJAはこれまで、「ABEJA Insight for Retail」という小売業界特化SaaSを通じて、アパレル業界をはじめとする小売業界の課題に向き合ってきました。また、小売業界に限らず多くの業界におけるAIの実装支援を行なってきました。アパレル業界の大きな課題として、余剰在庫の処分が挙げられます。ローランド・ベルガーさんのMD業務プロセスの課題を抽出するコンサルティング力と、ABEJAが長年培ってきたデータ活用の知見とAI開発の技術力を掛け合わせることで、業界全体の課題解決につながる価値を創造していければと思っています。
ローランド・ベルガー パートナー 福田稔氏
“組織の壁を越え、異なる強みを掛け合わせて新しい価値を共創する”、今回の取り組みは弊社が提唱する価値共創ネットワークの典型例です。具体的には、ABEJAさんの技術力と弊社の知見を掛け合わせることで、需要予測モデルのニュータイプを作り出せると考えています。そして、クライアント企業に貢献するだけでなく、ひいては業界全体の課題である作り過ぎ・在庫過多の問題に対して、課題解決に繋げられるような取り組みに発展できればと考えています。
◇AINOWインターン生
◇Twitterでも発信しています。
◇AINOWでインターンをしながら、自分のブログも書いてライティングの勉強をしています。