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2021.02.08

【完全版】営業代行とは?−おすすめの営業代行9選からメリットデメリット、選び方まで徹底紹介!

最終更新日:

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近年、営業人材の不足により、「思うように商品・サービスの売上が上がらない」「営業人材を採用したいが育成にコストをかけられない」といった問題を抱えている企業が増えてきています。

そこで、営業活動の一部または全てを代行してくれる「営業代行」というサービスが注目されています。

この記事では、営業代行の概要・営業派遣との違い・料金形態・利用シーン・メリットデメリット・選定ポイント・おすすめの営業代行会社を紹介します。

営業代行とは

営業代行とは、自社の製品やサービスを販売、アポイント取得のための営業活動を自社に代わって行ってくれるサービスです。

営業に関する業務の一部または全てを代行してもらうことで、営業人材がいなくてもスムーズに販路拡大・売上向上ができます。

顧客への営業だけでなく、顧客へのアフターフォローや商談の交渉・営業マーケティングの提案してくれるサービスまで幅広く存在しています。

営業派遣との違い

営業派遣とは

営業派遣とは、営業スキルを持つ人材・営業をやりたい人を顧客の企業に派遣するサービスです。

顧客の企業は、派遣会社に必要な人数・期間などを提示すれば、条件に見合う営業人材を必要な人数を必要な期間だけ派遣してくれます。

営業代行と営業派遣との大きな違いは「契約」

営業代行の場合、自社との契約は業務委託契約で、営業代行の社員を管理するのは営業代行会社です。また、アポイントの獲得・受注など目的によって契約内容が変わってきます。

営業派遣の場合、自社との契約は派遣契約で、派遣された営業社員と雇用契約を結び、派遣先企業で就業するため派遣された営業社員を直接管理できます。

営業代行は受注件数によって支払額が変わる成果報酬型があり、利益をあげてもらえる可能性が高いですが、営業派遣の場合は、営業人材を派遣してもらうだけのため利益を挙げてもらえる保証がありません。

営業代行の料金形態

営業代行の料金形態には成功報酬型・固定報酬型・複合型の3つがあります。

成果報酬型

成果報酬型は、アポイントの取得数や成約件数などの成果に応じた報酬を払う形式です。

大きな成果をあげられる事業や成果をあげやすい事業の場合、予算をオーバーしてしまう場合があるため、事前に成果が発生したらどのくらい報酬を支払うのか見積もりをしっかりと取っておくことが重要です。

初期費用が抑えられる・成果が出るまで費用が発生しないといったメリットのある一方で、代行会社が成果だけを追いかけて、強引な営業になる場合があるといったデメリットもあります。

料金相場

成果報酬型の相場費用は、営業のアポイント1件あたり月1.5~2万円です。商品の成約まで営業代行に依頼する場合は、売上金額の30~50%の支払いが必要となります。

固定報酬型

固定報酬型は、事前に営業代行会社と取り決めた業務に対して、毎月決まった金額を支払う形式です。

毎月決まった金額を支払えば良いため、予算管理が行いやすいのがポイントです。また、営業代行に成果を多く出してもらうことで、成果報酬型よりコストダウンできる可能性があります。

その一方で、成果が出なくても費用が発生するといったデメリットもあります。

料金相場

固定報酬型は、営業マン1人当たり月50~60万円が相場です。高いスキルを持つ人を雇う場合や専門知識が必要な営業を依頼する場合は、月100万円かかるケースもあります。

テレアポのみのように依頼する営業の内容が部分的になると月20~30万円程の費用に抑え
られます。

複合型

複合型は、成果報酬型と固定報酬型を合わせた料金形態です。

毎月決まった額を支払う月額費用と成果に応じて支払う成果報酬の両方が発生します。

月額費用が安く済むため、場合によっては固定報酬型より安く済む場合があります。

料金相場

複合型の相場費用は、固定報酬型分が月25~50万円程度が相場で、成果報酬型分は利用する営業代行によって大きく変わります。

営業代行の主な利用シーン

営業人材の不足

営業代行を利用する主なシーンとして、営業人材が不足している時が挙げられます。

営業人材が不足すると、一人あたりの業務量が増えてしまい、問合わせ案件の対応を完璧にできなかったり、目標の営業成績を達成できなかったりします。

そこで、営業代行を利用することで一人ひとりの業務過多を解消し、より多くの顧客に対してアプローチができます。

営業のやり方がわからない・ノウハウがない

営業代行の利用を検討すべきシーンとして、営業のやり方わからない・ノウハウがないときが挙げられます。

新規事業立ち上げによる新たな製品を販売する際、不慣れなこともあり思わぬトラブルが起こってしまう可能性があります。

また、企業実績が少ない場合は、顧客からの信頼を勝ち取るためにアフタフォローを中心とした細かいサポートが営業マンの役割として重要になってきます。

そこで、営業代行を利用することで、営業のプロフェッショナルがこれらの重要な営業マンの役割を遂行してくれます。

営業代行のメリット

コスト削減

営業代行を利用するメリットとして、コスト削減が挙げられます。

新たに営業マンを雇い入れるとなると、その新人営業マンを教育するための人件費・時間・お金が必要になります。

最初から営業代行を利用することで、育成にかかる人件費・時間・お金を節約できるうえに、高い営業力を獲得できます。

営業マンを必要以上に抱えてしまっている場合、すぐに解雇することはできないため毎月一定の固定費がかかってしまいます。

営業代行の場合、必要ではないときはすぐに利用を停止できるため、その分のコストを削減できます。

時間を節約できる

時間を削減できるのも営業代行を利用するメリットとして挙げられます。

新たに営業マンを雇い入れるとなると、「採用にかける時間」「教育にかける時間」が必要です。

営業マンを採用するには、募集からエントリーシートの選考、採用試験、面接など時間がかかります。また、採用した営業マンが機能せず、さらに営業マンを採用する必要が出てくる可能性があります。

営業マンを採用してから、高い営業力を習得してもらうために教育する必要があります。高い営業力の習得は一朝一夕で身につくものではありません。

その点、営業代行を利用すれば、高い営業力を採用・人材教育なしに獲得できます。

プロの営業マンを活用できる

営業代行を利用するメリットとして、プロの営業マンを活用できることも挙げられます。

営業代行が提供している営業マンは、高い営業力を持っている営業のプロフェッショナルです。

また、営業代行会社はさまざまな業界・企業に営業を行っているため、今までと違う客観的な視点で営業活動が可能になります。

営業代行のデメリット

営業代行への依存度が高くなる

営業代行を利用する際のデメリットとして、営業代行への依存度が高くなることが挙げられます。

営業代行を利用してアップした売上を維持するには、継続して営業代行を利用する必要があるため営業代行への依存度が高くなってしまいます。

営業代行への依存度を下げるために、営業代行を利用すると同時に自社の営業の成長にも力を入れる必要があります。

自社社員のモチベーションが下がる

自社社員のモチベーションが下がることも、営業代行を利用する際のデメリットとして挙げられます。

営業代行を利用した場合、自社社員に「経営陣が自社社員に不満があって営業代行を利用した」という見方をされてしまう可能性があります。

自社社員のモチベーションが下がり、結果的に売り上げが落ちてしまうかもしれません。

営業代行を利用する際は、自社社員に対してどのような経緯で営業代行を利用するに至ったのかを説明することが大切です。

営業代行の選ぶ際のポイント

自社の課題を明確にする

まず何よりも大切なのが、「何が課題で、何のために導入するか」ということを明確化することです。

営業代行会社にはそれぞれ得意な業界や分野があります。新しい顧客を開拓するのが必要なのか、販売数を増やすのが必要なのか、自社の課題を明確にしたうえで、その課題を解決してくれる営業代行会社を選ぶことが重要です。

コスト

自社に合ったコストで運用できるかどうかも営業代行を選ぶ上で大切です。

営業代行会社が出してくる見積もりを高いか安いのかを判断するために「見込客創出コスト」「商談創出コスト」「顧客獲得コスト」「顧客一人あたりの生涯利益(LTV)」の4つの指標を把握することが大切です。

コストが成果に比例しているのか、自社に合ったコストで運用できるのかを見極めるのが重要です。

成果報酬型の営業代行に注意!?

成果報酬型の営業代行を利用すれば、成果を期待できると思う方が多いかもしれません。

しかし、成果のでやすい案件に力を注力され、成果が出にくい案件がないがしろにされてしまう可能性があるため注意して営業代行を選ぶ必要があります。

おすすめの営業代行10選

セレブリックス

セレブリックスは、1,100社12,000サービス以上の営業支援を行っており、業界最大級の実績を誇る営業代行会社です。22年分のデータから成功率の高い営業手法のみをまとめた「顧客開拓メソッド」を提供してくれます。

特徴

  • 最も失敗しにくい営業方法で支援してくれる
  • 最新営業の攻略方法が詰まった「顧客開拓メソッド」の提供
  • 市場調査からカスタマーサクセスまで営業業務のすべてを代行してくれる

料金体制

固定・成果報酬型

導入実績

  • 株式会社ラクス
  • 株式会社リクルート
  • コニカミノルタ株式会社

スターラボ

スターラボは、上質な営業戦略の立案・実行を得意とする営業代行会社です。Web制作やFAX・メルアポ・Web広告など多彩なアプローチ手法を用いて成約率アップを実現します。

特徴

  • 上質な営業戦略の立案・実行が得意
  • Web制作、メルアポ、FAXなど多彩なアプローチ手法を用いる

料金体制

問い合わせが必要です

エグゼクティブ

株式会社エグゼクティブは法人向けの新規営業を得意で成約率の高さが魅力の営業代行会社です。また、形がない、説明が難しい商品やサービスに強いのも魅力の1つです。

特徴

  • 法人向け新規営業に強い
  • 形がない、説明が難しい商品・サービスの営業に強い
  • 営業代行だけでなくインサイドセールスも対応している

料金体制

成果報酬型

導入実績

  • 株式会社オープンストリーム
  • 株式会社コネクトワン
  • インテグラス株式会社

アンビエント

アンビエントは法人向けのテレアポに特化している営業代行会社です。ITからBtoB向け専門サービス、Web業界まで各業種のテレマーケティングを熟知したスタッフが魅力です。

特徴

  • 各業界のテレマーケティングを熟知したスタッフ
  • 見込み客も必ず報告してくれる
  • 決裁者(上層部)へのアプローチが得意

料金体制

1件(3コール)250円〜

アイランド・ブレイン

アイランドブレインはBtoB専門のアポイント獲得に特化した営業代行会社です。新規開拓営業の中でも最も労力がかかる初期アプローチを成果報酬型で提供しています。55業種2,200社以上の実績があります。

特徴

  • 1件16,500円の成果報酬型の営業代行
  • 新規開拓営業のプロによる販路拡大のサポート
  • 累計66,000件以上の商談実績

料金体制

1件につき16,500円(税別)の完全成果報酬型

コンフィデンス

コンフィデンスは新規事業立ち上げから営業部門の立ち上げ支援、無形商品の営業までさまざまな分野に強い営業代行会社です。営業代行を誰よりも早く始めたパイオニアであるため、独自の体系化したノウハウによって成約率アップを実現します。

特徴

  • 新規事業・営業部門の立ち上げに強い
  • 独自の体系化したノウハウで成約率アップ
  • 営業課題を抜本的に解決する課題解決型営業

料金体制

問い合わせが必要です。

アズ株式会社

アズ株式会社は、新規事業の立ち上げ支援や、既存事業の新規顧客への営業代行、営業組織構築を得意とする完全成果報酬型の営業代行会社です。営業代行に加えて営業マンの研修も行っているため、営業代行と同時に自社営業マンを育成できます。

特徴

  • 営業マンの研修サービスも提供している
  • 完全成果報酬型の営業代行
  • 着実に成果にコミットする法人営業のプロ集団

料金体制

完全成果報酬型

導入事例

  • 株式会社リビングギャラリー
  • 株式会社グローレン
  • ビクターエンターテイメント株式会社

株式会社Sales of Soul

株式会社Sales of Soulは、業界最安値 「88,888円/月~ + インセンティブ制度」 で営業代行を提供している営業代行会社です。また、1ヶ月のお試しプランを提供しています。

特徴

  • 業界最安価の営業代行
  • 1ヶ月のお試しプランを提供している
  • 営業マンの育成も行っている

料金体制

「88,888円/月~ + インセンティブ制度」

コムレイズ・インキュベート

コムレイズ・インキュベートはBtoBビジネス×新規事業に特化した営業代行会社です。新規事業の立ち上げ~スケールまで、ステージごとに最適なセールス手法を提供してくれます。

特徴

  • 顧客獲得~顧客伴走まで全てに対応した営業代行
  • BtoBビジネス×新規事業に特化している
  • 事業フェーズごとに最適なセールス手法を提供してくれる

料金体制

問い合わせが必要です

Seiyaku

Seiyakuは、東証一部上場企業ウィルオブグループのウィルオブ・ワークが運用している営業代行サービスです。高い営業力を持ち全国50拠点以上のエリアで営業活動を展開しています。

特徴

  • 高い営業力を持ち全国50拠点以上のエリアで営業活動を展開
  • 年間約500名の正社員採用実績と供給力
  • Seiyakuの営業ノウハウを自社人材に継承&育成できる

料金体制

固定報酬型(成果報酬については要相談)

まとめ

営業代行の概要から料金形態、メリットデメリット、おすすめの営業代行まで紹介しました。

営業代行にはそれぞれ特徴や強みがあるため、まず自社で「何が課題で、何のために導入するか」ということを明確化することが重要です。

営業代行を利用した後も、営業代行に依存しないために自社営業マンを育成する手段を考えることも重要です。

営業代行をうまく活用し、自社の売上アップを実現しましょう。

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