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2021.02.15

【店舗向け】スマホ決済の導入メリットや導入コストを徹底解説

最終更新日:

スマホ決済について解説した記事のアイキャッチ画像
  • スマホ決済の導入を考えているけれど、何に導入コストがかかるかわからない
  • スマホ決済の導入を考えているけれど、サービスがありすぎてよくわからない

と悩む店舗の方は多いのではないでしょうか?

この記事ではスマホ決済の導入を考えている店舗向けに、スマホ決済の導入メリット・スマホ決済の導入コスト・スマホ決済の選定ポイントなどを紹介します

スマホ決済とは?

「スマホ決済」とは、レジで現金を出す代わりに、スマートフォンにインストールした専用アプリを使用して支払う方法です。

日本では2012年ごろからスマホ決済サービスを開始しましたが、2018年以降PayPayやLINE Payが数百億円規模のキャッシュバックキャンペーンを始めたため、一気にユーザーへの認知度が拡大がしました。

スマホ決済の種類

スマホ決済の種類についての画像

非接触型決済(Suica, Edy, QUICPayなど)

スマートフォンに搭載された無線通信の技術を使って、スマートフォンをレジにかざすことで支払いをする方法のことです。

QRコード決済(PayPay, LINE Pay, メルペイなど)

「QRコード決済」とは、店頭に設置したQRコードを読み取ってもらうか、スマートフォンに表示されたQRコードをお店の決済端末で読み取る方法のことです。

また、専用の機器が不要なため設備にかかるコストを削減できます。

【店舗向け】スマホ決済の導入メリット

手数料が安い

決済手数料は各スマホ決済サービスによって異なりますが、だいたい1決済あたり3.24%~3.74%です。
一方クレジットカードは法人の手数料が3.6%~5%、飲食店(個人経営)が4~7%のため、スマホ決済はコストを削減できます。

業務の手間をカットできる

レジ1台あたりの締め作業には、平均25分の時間を要するといわれています。

現金取り扱いの場合は金額ミスがないか点検しなければなりません。

しかし、スマホ決済の場合は金額ミスの有無の点検・受け取ったお金の確認・おつりを渡す作業が必要ないため、業務の手間をカットでき人件費の削減につながります

新型コロナウイルスの感染対策に有効

新型コロナウイルスの感染拡大により店舗の感染対策が注目されていますが、有効な対策の一つとして知られているのがスマホ決済です。

現金支払いは金銭の授受の際に人と接触するため感染リスクが比較的高いですが、スマホ決済は誰にも触れず支払いが完了するため感染を防げます

【店舗向け】スマホ決済の選定ポイント

決済の種類(非接触型決済・QRコード決済)

スマホ決済を導入してみたけれど、求める決済手段に対応していなかったというケースが意外と多いです。

そのため、「クレジットカードのこのブランドは必須」「この電子マネーには対応しておきたい」など、求める決済手段に対応したスマホ決済サービスを選びましょう

対応機種

スマホ決済は、すべてのスマートフォン・タブレット端末に対応しているわけではありません。
スマホ決済事業者によって推奨している端末は異なるため、事前に確認しておきましょう

入金サイクル

スマホ決済が完了してから店舗に入金されるまでのサイクルも重要です。

スマホ決済は入金サイクルが比較的早いこと(最短翌日)で知られていますが、スマホ決済事業者によっては1カ月ほどかかる場合があります。

翌日に入金されるサービスの中には振込手数料がかかったり、振り込み先金融機関が指定されたりすることもあるため、注意しましょう

スマホ決済の導入コスト

用意するもの

  • スマートフォン・タブレット端末(店舗で用意)
  • インターネット環境
  • 決済用端末(スマホ決済事業者から購入)
  • スマホ決済事業者によっては、キャンペーンで無料で入手できる場合あり
  • レシートプリンタ(必要な場合)

導入費用

  • 初期費用
  • スマートフォン・タブレット端末購入代金(数万円~)
  • 決済用端末購入代金(2万円程度~)※キャンペーンで無料の場合あり
  • 維持費用
  • インターネット通信費(月約3000円程度~)
  • 決済手数料(決済額の3.24%~)
  • 振込手数料(決済事業者により異なる)

QRコード型スマホ決済4選

AirPay

業種問わず最安水準の手数料かつ振込手数料・月額固定費0円のスマホ決済サービスです。
すべての決済方法を1台のカードリーダーで対応できるため、レジ周りがシンプルになります。

特徴

  • 決済手数料率はお店の規模や業種を問わず3.24%または3.74%
  • 全ての決済方法を1台のカードリーダーで対応
  • 振込手数料はすべての銀行で0円

料金

  • 月額固定費、振込手数料は0円
  • 決済手数料率は3.24%または3.74%
  • 詳細はHP参照

PayPay

登録ユーザー数3,000万人突破の業界No.1スマホ決済サービスです。
24時間365日電話で相談できる手厚いサポートで、安心安全に利用できます。

特徴

  • QR決済利用率No.1のため、集客アップにつながる
  • QRコードを置くだけで、会計の時間を大幅に短縮できる
  • スマートフォンやパソコンがあれば導入可能

料金

初期導入費0円・決済システム利用料0円・入金手数料0円

Pring

業界最安値水準の手数料を実現しているスマホ決済サービスです。
みずほ銀行なら売上金は翌営業日に自動的に入金されます。

特徴

  • 売上金は翌営業日に自動的に入金される(みずほ銀行の口座を指定する場合)
  • 銀行口座と直接紐づけて決済するため、手数料が格段に安い

料金

初期費用0円・月額費用0円・振込手数料0円
※決済手数料は申込み・問合せ時に伝えられる

d払い

決済の利便性が向上するだけでなく、集客にも貢献するスマホ決済サービスです。
2021年3月31日まで、加盟店手数料2.6%が実質無料になるキャンペーンをしています。

特徴

  • ドコモとメルカリの顧客がd払い・メルペイを通じてお店に来るため、集客力・認知度アップ
  • ドコモのdポイントやメルカリの売上金を利用したい顧客がお店に来るため、売上アップ

料金

2021年3月31日まで、加盟店手数料2.6%が実質無料になるキャンペーンあり
※詳細はHP参照

非接触型スマホ決済サービス紹介

Google Pay

顧客へより効率的にアプローチできるよう開発されたツールでスマートにブランド構築ができるスマホ決済サービスです。
わずか数日でスマホ決済を始められるため、早急にスマホ決済を導入したい店舗におすすめです。

特徴

  • 各取引の情報は必要最低限のため、不正行為のリスクが最小限に抑えられる
  • Google Pay API を設定すれば、1 週間以内に支払いを受け取れる
  • 位置情報を活用して、クーポンやお得な情報を顧客に配信できる

料金

利用は完全無料(店舗とユーザー両方に手数料が発生しない)

まとめ

今回はスマホ決済の導入メリット・スマホ決済サービスの紹介・スマホ決済の選定ポイントまで幅広く解説しました。

スマホ決済を導入して、新型コロナウイルスの感染対策・集客力アップの両方を実現しましょう。

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