第5回 AI•人工知能 EXPO 春開催に向けて｜出展企業6社に聞き込み！今季のAI•DXのトレンドはどのように変化した？

2021年4月7日から9日まで「第5回 AI•人工知能 EXPO 春」が開催されます。昨年は新型コロナウイルスの影響で秋のみの開催でしたが、今年は春と秋の開催になります。

本展は、AIソリューションを展開する出展社と、AIの導入・活用を試みるさまざまな業界の方々が商談する場として多くの方が来場されています。

出展社の中には、画像・音声認識、データ分析、チャットボットなど多くのAIソリューションを見ることができるため、AIの導入・活用を考える人には絶好の機会です。

今回は、その開催を先駆けて6社の企業に自社のブースの見所や今季のAI•DXのトレンドについてインタビューしました。

華為技術日本株式会社
ギリア株式会社
Idein株式会社
株式会社FRONTEO
株式会社AVILEN
株式会社ailys
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華為技術日本株式会社

ーー今回のAI•人工知能 EXPOでの御社のブースの見どころはどこですか。

ファーウェイは世界をリードするAIソリューションプロバイダーとして、世界各地のお客様にエッジからデータセンターまでのあらゆる用途に対応したAI製品とソリューションを提供しています。ファーウェイのAI製品は強力な計算能力と高いエネルギー効率を持ち、オープンで使いやすく、世界各地で実績のあるファーウェイのAIソリューションはお客様のデジタル変革を加速しています。
今回のAI EXPOでは建設や製造などの伝統的な産業にAIを導入し、デジタル変革を実現するスマートビルディングやスマートマニュファクチャリングの事例を中心に、ファーウェイの最新AIソリューションをご紹介します。またファーウェイとパートナー様が連携して実現した、革新的な価値をもたらすAIソリューションも併せてご紹介します。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOで展示されているサービスやプロダクトは、前回に比べてAIやDXのトレンドはどのように変化したと思いますか。

ファーウェイではAIは産業変革を駆動する原動力であり、インテリジェント社会への転換を目指すデジタル変革（DX）の重要な要素と考えています。前回と比べて、世界中でのAIおよびDXの社会実装例が増え、地に足の着いた堅実な技術が選ばれていると思います。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOは、どのような方にご来場して欲しいですか。

建築、製造業などでAIソリューションをお探しの方は必見です！

ギリア株式会社

ーー今回のAI•人工知能 EXPOでの御社のブースの見どころはどこですか。

家庭教師のトライ様やパラマウントベッド様、JRAシステムサービス様など、様々な大手クライアント様に提供したギリアのAIソリューションノウハウを最新の実例とともに出展します。また、岩崎電気様、ソニービジネスソリューション様と共同でカメラやディスプレイなどを搭載した次世代の電灯「多機能照明柱」の実機展示も行います。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOで展示されているサービスやプロダクトは、前回に比べてAIやDXのトレンドはどのように変化したと思いますか。

ギリアはAIでビジネスを作る会社です。前回の出展時に比べ、PoC、実証実験フェーズに留まらず、各業界でAIの実用化実績が大きく増えています。特に深層強化学習、最適化問題への取り組みについてはお問い合わせも多く、より具体的な事例が増えています。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOは、どのような方にご来場して欲しいですか。

DX推進を強く進められ、その中心でAIを検討されるすべてのお客様。またはAIを検討したが、うまく利活用できていないお客様に「技術力×企画力」を持って提供する、ギリア独自のAIソリューション提案をお聞きいただきたいです。

Idein株式会社

ーー今回のAI•人工知能 EXPOでの御社のブースの見どころはどこですか。

非常に安価なデバイス上で、精度を落とさず高速でAI画像認識などを行える、エッジAIプラットフォームのActcastです。Accastを用いることで、小売店や飲食店では、来訪者の人数検知や属性解析を行って攻めのマーケティング・営業への利用が可能になったり、製造業では、AI外観検査や設備の予知保全に応用でき、省人化や属人化が実現可能です。様々なデモを体感できるブースになっておりますので、ぜひお越しください。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOで展示されているサービスやプロダクトは、前回に比べてAIやDXのトレンドはどのように変化したと思いますか。

省人化やコスト削減への意識が加速しているように感じています。また、単にAIの精度の高さだけがあれば良いわけではなく、いかにして社会実装させていくか、いかにして実導入へのハードルを下げていくか、いかに導入後のコスト的・ビジネス的な持続可能性を保持していくかが重要になってきていると思います。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOは、どのような方にご来場して欲しいですか。

なかなかAI、DX、IoTに踏み切れないという方。AIの活用は、取得データの有効活用の手法の一つであり、その応用範囲は非常に多岐にわたります。是非様々な面から、最先端の技術をご覧いただき、活用方法についてご検討いただければと思います。

株式会社FRONTEO

ーー今回のAI•人工知能 EXPOでの御社のブースの見どころはどこですか。

AGC様と共同開発したナレッジシェアシステム「匠KIBIT」です。匠KIBITは社内のエキスパートの知見を蓄積し、他の技術者に技能を伝承するお手伝いをします。また、技術者からの質問に適切な知見が匠KIBITに存在しない場合は、その領域のエキスパートを匠KIBITが選定し回答を依頼、自らナレッジを蓄積する仕組みがあることも特徴です。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOで展示されているサービスやプロダクトは、前回に比べてAIやDXのトレンドはどのように変化したと思いますか。

人と協働するAIという認知が増したように思います。弊社のプロダクトも同様に、開発当初から人と協働することをベースに設計されています。AIの提案を人がどう活用するか、AI、AIのエキスパート、ドメインのエキスパート、ユーザーの協働が、AI活用の鍵になっています。協力体制の作りやすさ、人間との連携のしやすさなどの観点から展示製品をご覧いただくとよろしいかと存じます。

ーー第5回 AI•人工知能 EXPOは、どのような方にご来場して欲しいですか。

特に製造業との親和性が高い技能伝承の「匠KIBIT」を始め、金融業、製薬業、建設業などの企業様にご活用いただいている不正調査、メール・チャット監査、ネットワークセキュリティなどのソリューションをご紹介します。技能伝承や、法令順守、リスクマネジメントなどに課題をお持ちの企業様に、この機会にぜひデモンストレーションを体験いただきたいと考えています。