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従来は紙やパソコン入力で行っていましたが、近年は議事録作成ツールを取り入れている企業も多いです。ツールを取り入れることで、会議進捗の効率化や会議後の活用を図れます。
今回は、議事録作成ツールについて、導入のメリット・デメリット、おすすめのサービス6選を紹介します。
目次
議事録作成ツールとは?
会議の音声やりとりを自動でテキスト化し、議事録作成をしてくれるツールのことです。
議事録作成ツールには高性能なAIが内蔵されており、高い精度の文字起こしを実現します。
また、ツールによっては社内で使う専門語を認識したり、相槌や「えー」などの喋り言葉はテキスト化しない、利用すればするほどAIが学習するため精度が上がるなど急速な進化を遂げています。
議事録作成ツールのメリット
議事録作成の負担削減
書き起こす手間を省けるため、人的コストや負担を大幅に減らすことが可能です。
また、その時間を他の業務に集中できるため、プロジェクト・企業活動の迅速化、効率化にも繋がります。
共有が迅速で簡単
従来の議事録作成の方法だと担当者が議事録を作成するのに大幅な時間を要していました。
しかし自動作成ツールはその場で書き起こしてくれるため、会議に参加していない社員にも瞬時に会議の内容を共有できます。
議事録作成ツールのデメリット
適切な録音環境の維持が必要
会議室の周りが騒がしかったり、発言する人の声が小さいと、書き起こしの精度が下がってしまいます。
発言者以外は同時に喋らないようにするなど、適切な環境維持に努めましょう。
最終的に人の確認が必要
議事録作成ツールを利用しても、最終的な確認と修正を人の手で行う必要があります。
それでも手間はかなり省けるため、導入をおすすめします。
議事録作成ツールの選ぶポイント
議事録作成ツールを選ぶ上で、以下の3点を踏まえているか確認しましょう。
- AI音声認識機能があるか
- 操作が簡単であるか
- データ管理がしっかりしているか
まずは無料トライアルや口コミを活用し、操作性やテキスト化の正確性などを調べて検討してください。
おすすめのサービス6選
AmiVoice ScribeAssist(無料トライアルあり)
オンライン会議に対応した複数端末利用が可能なスタンドアローンアプリケーションです。
特徴
- WEB会議や商談、会見など、対面・非対面の幅広いシーンで利用できる
- AI話者識別機能
- 単語登録機能
- オフライン(インターネット未接続)の状態で音声認識が可能なスタンドアローン型のため、情報漏洩のリスクがない
価格
- 要お問い合わせ
ProVoXT
Web上に音声をアップロードし音声認識処理を行うタイプです。
音声認識用の専用端末を必要としないため、外部セミナーや出張先でのインタビュー、社外クライアントとの重要会議など会社外のシーンでも利用が可能です。
特徴
- 利用人数制限なし
- PCとネット環境があればどこでも使えるクラウドサービス
- 社外シーンでも利用可能
価格
- 要お問い合わせ(運用に応じて従量・定額から料金選択が可能)
AmiVoice MinutesWriter
ネットワーク不要の据え置き型システムです。
独自開発のAI音声認識エンジンAmiVoiceにより、会議・講演会・インタビューなどの発言を高精度で自動テキスト化します。
特徴
- 豊富な導入実績と確かなノウハウ
- 高い認識精度を実現する辞書機能
- 発話内容を耳で聞きながら認識結果を編集できる
価格
- 要お問い合わせ
VMeeting
SaaS型の議事録作成サービスです。
会話内容を自動テキスト化しながら、音声とテキストの同時確認を行えます。ブラウザベースで操作も簡単です。
特徴
- 社内の独自の言葉をAIが機械学習
- 高精度の認識率
- 対応デバイスが豊富
価格
- 要お問い合わせ
スマート書記(無料トライアルあり)
操作性が分かりやすく、セキュリティも強固のため安心です。
リモート会議であっても、会議の録音をすることで後で振り返りや議事メモ作成が容易になります。
特徴
- PCはもちろんiPhone/iPadなどのスマートフォンやタブレットからも手軽に収録
- リアルタイムもしくは音声ファイルをインポートで文字起こし、多言語の自動翻訳にも対応
- Excel、Word、テキストに簡単に出力が可能
- 見出しの追加や共同編集などスムーズな編集を実現
価格
- スタンダードプラン:10万円/月(税別)初期費用なし、ご利用人数制限なし、契約期間 1年間(自動更新)
- セキュリティプラン:12万円/月(税別)、初期費用なし、ご利用人数制限なし、契約期間 1年間(自動更新)
- 自治体プラン:要お問い合わせ
COTOHA Meeting Assist
PCやスマートフォン、外部接続マイクで簡単に利用できるクラウドサービスです。
AI音声認識で会議の発言をリアルタイムにテキスト化し、一般的なWeb会議サービスとの併用も可能です。
特徴
- リアルタイム/音声ファイル双方に対応
- ピンポイントで聞き直してテキスト編集可能
- 自動翻訳機能で異なる言語の相手にも翻訳したテキスト表示可能
- 「明日までに提案書を作成する」といった宿題事項になりそうな発言をAIが自動認識して「タスク」としてラベル付けし、内容の分類・整理などもサポート
価格
- 月額5万円(50時間以内までの場合)
- 初期費用0円
まとめ
議事録作成ツールを導入することで、議事録作成の大幅な負担軽減、人件費削減、プロジェクトの迅速な遂行などさまざまな効果を生み出せます。
ぜひ、議事録作成ツールの導入を検討しましょう。