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訪問者数は多いのにwebサイトのコンバージョン率が低い…そのような悩みを抱えている企業様は「EFO」施策を進めることで改善に向かう可能性があります。
そこで今回は、EFOとは何かを始め、EFOツールを用いたの導入施策と効果、EFOツールの紹介をしていきます。
目次
efoとは
EFOとはEntry Form Optimisation(入力フォーム最適化)の略で、webサイトの入力フォームを訪問者が途中で離脱することなく入力してもらうための施策です。
フォーム入力は新規登録や申し込みの手段として使われることが多いため、決済や申し込みを検討している顧客を顕在化できます。
そのような顧客に確実にフォーム入力をしてもらえるような導線を引き、高い費用対効果、高いCVRを維持することがEFOの目的です。
EFOの重要性
入力フォームには個人情報を記載することから、入力時は訪問者がサービスや会社に対して信頼感を寄せている状態といえます。
つまりフォームからの離脱は、信頼感がマイナスに転じてしまった状態であるため避けたい事態です。
入力途中で離脱する理由は下記が挙げられます。
- 入力フォームが長すぎる
- 広告やアップセルの不安がある
- セキュリティに不安がある
先ほども記載した通り、入力フォームは新規顧客を顕在化、生成するツールとして使われているのでこれらの課題を改善できる「EFO」施策は重要であるといえます。
EFO施策を打つメリット
CPAを安価に抑える
EFOでCPAの改善を図ることができます。
CPAとは新規顧客を獲得するのに1人あたりいくらかかったかを示すもので、離脱しづらいフォームに改善することで高い費用対効果を目指せます。
例えばwebサイトに30万円の制作費がかかっている場合、サイトへの訪問者が10000人と仮定し全員がフォーム入力を完遂すれば1人につき顧客単価は30円となります。
しかし、フォームへの到達・入力完遂までに90%の顧客が何かしらの理由で離脱したとすれば30円になるはずだったCPAは3000円になり費用対効果が悪くなります。
ちなみにサイトの訪問からフォームへの到達に対する数値の改善を行うには、「LPO」施策というwebサイトのコンテンツの最適化を行うと良いです。
では、EFOを行うことでCPAにどのような変化が起こるか紹介します。
遷移率の部分で「10%」から「40%」に改善されるだけで、CPAが「3000円」から「750円」に改善されます。
離脱率を少し改善することで、費用対効果の部分に大きくメリットが生まれることがお分り頂けたかと思います。
離脱率を下げる施策3つ
CTAボタンは「送信」以外に明確な指示を出す
CTAとは、「Call-To-Action」の略で日本語に訳すと行動喚起のことでコンバージョンボタンに記載する文言を指します。
とあるEFOツールサービスによると文言の内容によって、大きくコンバージョン率が改善した例があります。
よく「送信する」という文言で設定されることが多いですが、送信の次にどんなアクションに移るのか想像できないと訪問者が不信感を覚え離脱につながることがあります。
ユーザが入力を終えてから申込ボタンを表示させる
離脱に繋がる要因としてあげられるのが、入力忘れによるエラーです。
それによって再度入力することになり、モチベーションが大きく下がった結果離脱してしまいます。
それらを防ぐために、入力必須項目を埋めるまでコンバージョンボタンである「申し込みボタン」を表示させないことが重要です。
入力必須項目を減らし入力箇所を明確にする
項目が多ければ多いほど入力が億劫になり、途中で離脱する要因になります。
必ず必要である情報のみ目立たせるようにし、こちらが欲しい情報は任意で入力してもらうようにしましょう。
efoツール紹介6つ
GORILLA EFO
充実した入力サポート機能と低価格が特徴のGORILLA EFO。業種/業界に関わらず、入力フォームのコンバージョン率は改善されており中には、1ヶ月のコンバージョン率が80%改善した事例も存在している。
機能(一部抜粋)
- ガイドナビゲーション(入力フォーム上に完了までの残り入力項目数を明示)
- 自動フリガナ入力機能
- 住所自動入力
- 入力の成功を項目ごとにリアルタイムに表示
- メールアドレス入力欄でよく使われるドメイン候補を表示
- サブミットブロック(必須項目に未入力や入力ミスの項目があると送信ボタンをクリックできないよう制御)
料金
- 初期費用:30,000円
- 月額費用:9,800円 / 1アカウント5フォームまで
EFO CUBE
業界最多数の入力補助機能を搭載し、過去4200フォーム以上の導入実績があり。A/Bテスト施行時に改善が見られなかった場合は全額返金保証付き。
機能(一部抜粋)
- ふりがな自動入力
- 入力値自動変換(項目に設定した書式に応じて、入力した値を自動で変換)
- 初期項目自動フォーカス(ページアクセス時に自動で初期項目にフォーカスし、入力開始を行いやすくする)
- ドメイン存在チェック(メールアドレス入力時にアドレスのドメインが存在するか判断)
- 入力成功サイン(項目への入力が成功した際にサインを表示し、完了をお知らせする)
料金
- 初期費用:0円
- 月額費用:50,000円/月( 1ドメイン )
Gyro-n
コンバージョン率が「2.4倍」になった最新事例があげられている。ログ解析機能を用いて離脱率の高い必須項目、エラーの発生している項目の上位5つを表示し離脱要因の確認が可能。マーケティングオートメーション(MA)との連携フォームにも実装が可能。これらGyro-nの専門スタッフが設置をサポート。
機能(一部抜粋)
- 必須項目・エラー時背景色
- リアルタイムエラーチェック
- 郵便番号から住所自動補完機能
- フリガナ自動入力
- リマインドメッセージ
料金
- 初期費用:0円
- 月額費用:15,000円~/月
Form Assist
国内トップの利用実績を持ち、金融業界全体では65.5%のシェア率を占めている。また導入フォー数は5000件を超えている。独自の悩みに寄り添い、最適な改善策を提案してくれる。10営業日で利用開始可能。
機能(一部抜粋)
- 30種類以上の機能
- オートコンプリート一括入力(ユーザーが入力途中で離脱し、数日後に再度ページへ訪れた場合にも、以前の入力データを一括入力)
- カスタム機能(独自課題を払拭)
料金
問い合わせ
エフトラ EFO
導入フォーム数3493件、大手・ベンチャー問わず各業界の先進企業が導入し「導入だけ」で平均22%の改善された実績を持つ。最速導入から15分で設定が完了し操作できるほど使いやすいことも特徴。
機能(一部抜粋)
- 入力支援機能
- レポート機能(各フォームの成績を期間別/入力項目別/ブラウザ別に分析)
- 設定機能(ボタンひとつでフォームを取り込み、15分程度ですべての設定を完了させることが可能)
料金
- 初期費用:0円
- 月額費用:30,000円
スマートUPフォーム
月額費用ゼロで初期費用のみで機能を利用。また、特にカスタマイズの必要のないフォームへの組み込みであれば、平均3営業日程度で導入が可能。
機能(一部抜粋)
- 入力サポート機能(ユーザーの入力操作をサポートする様々な機能)
- 解析レポート機能(問題解決を可視化するための数値を取得・閲覧できる解析レポート機能)
料金
- 初期費用:600,000円(1フォーム)
- 月額費用:0円
まとめ
以上「EFOとは?導入前に知っておきたい効果を分かりやすく解説」でした。
EFOツールを利用し離脱率を最小限に抑え、費用対効果の高いフォームを作成しましょう。