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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、オンライン会議の機会が急激に増加している昨今では、さまざまなオンライン会議用ツールが開発されています。
その中でも、特に激戦区となっているのが”文字起こし”の分野です。音声認識技術を活用して、人間の手を介さずに会議内容をテキスト化でき、自動翻訳機能を組み合わせることで異なる言語間でも滞りなくコミュニケーションを行えたりと、機能は日に日に進化しています。
そこで、今回は注目されている文字起こしサービス「Notta」を実際に使用して、レビューしてみようと思います!
Nottaとは
Notta(ノッタ)は日本語・英語など104言語に対応する、AIにより音声を自動でテキスト化するサービスです。会議の議事録作成やインタビュー・取材の記録などさまざまな場面で活用できるので、業務効率化に繋がります。
今回Nottaで行うこと
今回は、実際にNottaで取材の文字起こしにトライしてみました。
インタビュー記事の作成では、取材の録音を聞き返してテキスト化する作業がどうしてもつきまといます。もし文字起こしが自動で行えたら大幅な業務軽減に繋がります。
使用するための手順
1.アカウント作成
引用 : 「Notta : 文字起こしサービス」
まずはアカウントを作成します、アカウントのプランには2種類あり、用途によって選べます。プランによってできることは以下の画像の通りになります。
引用 : 「Notta : 文字起こしサービス」
今回は、「Zoom会議の文字起こし」を行うので、有料版を試してみました!
2.ZoomミーティングURLの発行、入力
引用 : 「Notta : 文字起こしサービス」
次にZoomミーティングのURLを発行し、ミーティングが始まった後に、ログイン後の画面左側にある「Zoom ミーティング」から、「Zoomミーティングの文字起こし」選択し、招待URLをペーストします。
これで準備はOKです!
実際に使ってみた
今回は医療関係の会社を取材する際に、Nottaを使用してみました!
取材が始まり、先述の通りURLを入力すると、画像のように「ユーザー名 Notta Bot」というBotが参加し、自動的に文字起こしが始まります。
引用 : 「Notta : 文字起こしサービス」
実際に話し始めると、Nottaのホームにて、リアルタイムで文字起こしが行われていきます。今回は日本語で行っていますが、対応できる言語はなんと104言語とのこと!リアルタイムの文字起こしは翻訳も可能なので多言語間のミーティングなどでも使用できますね◎
結果
実際に取材を終えて、文字起こしをした結果としては精度は6割ほどで、少し修正を行えば記事の作成には充分なものでした!
Nottaのメリット、デメリットをまとめると以下のようになりました。
メリット
- 工数の削減ができる
- 文字起こしの経費削減ができる
デメリット
- 専門用語などに弱い
- 雑音/音量によって認識が難しい時がある
今回のように医療分野に使われる単語などは誤変換されることが多く、修正が必要でしたが、全体的には実用レベルの精度になっており、非常に便利なツールでした!
こんなシーンでおすすめ!
自動文字起こしツールを実際に使用してみた結果、オンライン取材の他には以下のようなシーンでおすすめです。
- オンラインミーティングの内容を共有したい時
- 通訳が必要な多言語でのオンラインミーティング
- 海外の動画から情報を得たいが、字幕が無い時
他にもさまざまなシーンで使用できると思うので、是非実際に使用してみてください!
さいごに
今回は自動文字起こしサービス「Notta」を使用してみました!新型コロナウイルス(COVID-19)の影響オンライン取材が増えているので、自動で文字起こしができるサービスは需要が増加していますよね。
今回は有料版を使用してみましたが、3日間の無料トライアルで120分間のリアルタイム文字起こしが体験できるんです。
人力で議事録を書いている方や、文字起こしを外注している方は、是非一度体験してみてはいかがでしょうか。
雑音や、音量などまだまだ課題はありますが、これから益々必要になってくる自動文字起こしツールの進化に注目です!
インストールはこちら
Notta: 自動文字起こしサービス Web版はこちら Notta: 自動文字起こしサービス Chrome拡張機能はこちら Notta: 自動文字起こしサービス iOS版はこちら Notta: 自動文字起こしサービス Androidはこちら |