株式会社PKSHA Technologyの子会社である株式会社BEDOREは、株式会社みずほ銀行に自動音声対話エンジン「BEDORE(べドア) Voice Conversation」の提供しました。
みずほ銀行では同サービスを活用し、2021年11月24日よりキャッシュカードの再送受付業務の自動化を開始しています。
▼PKSHA Technologyの事業内容や特徴について詳しく知りたい方はこちら。
ボイスボットと口頭でのコミュニケーションが可能に
従来まで荷物の配送を依頼する多くの場合、顧客の希望のメニューに沿った番号をキーパッドで入力していましたが、BEDORE Voice Conversationの導入により、顧客は電話ボイスボットに対して口頭のコミュニケーションで再送依頼を完結できるようになります。
また、開局時間に関わらず24時間365日電話で再送受付が可能となるため、サービス品質を通じた顧客体験の向上が期待されています。
実際にみずほ銀行でカードを返却する場合、下の画像(サンプル)のようなフローで手続きが進みます。
BEDOREによると、顧客がボイスボットと口頭のコミュニケーションのみで用件を完結できる取り組みは、国内のメガバンクにおいて初とのことです。
対話フロー設計の柔軟性が重要
みずほ銀行は、BEDORE Voice Conversationの音声認識技術の精度や補正技術、対話フロー設計の柔軟性が高く評価し、導入に至りました。
みずほ銀行は、今後もサービス品質向上のため、BEDORE Voice Conversationをさらに活用し、AIで対応可能な業務を拡大していくとしています。
駒澤大学仏教学部に所属。YouTubeとK-POPにハマっています。
AIがこれから宗教とどのように関わり、仏教徒の生活に影響するのかについて興味があります。