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東京大学松尾研発・AIスタートアップ、株式会社ELYZAはキーワードをもとに約6秒で日本語の文章を生成できる大規模言語AIの開発に成功し、2022年3月28日より当モデルを用いた文章執筆AI”ELYZA Pencil”(イライザ ペンシル)をデモサイトとして一般公開しました。
2021年8月に公開し、5日間で13万人利用の反響を得たELYZA DIGESTに次ぐ第2弾の大規模言語AIの公開となるELYZA Pencilは、キーワードから文章生成できる日本語の大規模言語AIとして、国内初の一般公開となります。
キーワードを数個入力するだけで、約6秒で日本語のタイトルや文章を自動生成し、今回の一般公開デモではニュース記事、ビジネス用のメール、職務経歴書の生成機能を提供しています。
ELYZA Pencilによる文章生成の速度や精度評価を行うために、以下の観点でAIと人間(東大生)の執筆について比較検証が行われ、以下がAIによる文章執筆の例と検証結果になります。
ELYZA Pencilは「正確性」「キーワード含有率」については東大生に負けるものの、「速度」は56分の1と圧倒的なスピード差をつけ、「流暢性」では同等水準の結果となりました。
株式会社ELYZAは、全国民のホワイトカラー業務の10%以上をAIへ代替できる可能性があると想定しており、今後、ホワイトカラーが行っている「書く」業務をはじめ、「まとめる」「読む」「答える」といった業務をAIでサポートできる世の中にしていきたいとしています。
ELYZA PencilのサービスURL
文章執筆AI「ELYZA Pencil」
大学では広告や広報について学んでいます。
サッカーは見るのもやるのも好きです。
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