Pythonとは
汎用のプログラム言語のことです。他のプログラム言語に比べて、コードがシンプルで扱いやすいのが特徴です。そのため、プログラミング初心者でも学びやすい言語となっています。
人工知能開発に用いられる言語はいくつかあるのですが、その中でも最も人工知能関連でよく使われている言語であるのがPythonです。SoftbankのしゃべるロボットPepper君、人間プロ棋士を破って話題となったGoogleのAlphaGoなど、これらの人工知能にはPythonが使われています。
ではなぜPythonがこの分野でよく使われているのでしょうか。有名なプログラミング言語でいうとC、Javaなどがありますが、それに比べてPythonは、「型」と呼ばれるプログラムの書く上でのルールがとても少なく、大量のデータを簡潔に書くことができます。それゆえに膨大なデータを処理する必要がある人工知能開発に重宝されているのです。
型が無いということは、読みやすいということにも繋がります。読みやすいというのはすなわちパッと見た時に分かりやすいので、学び始めるときのハードルが下がります。そのためPythonはプログラミング初心者でも学びやすい言語です。
参考)Pepper、AlphaGoの開発言語