最終更新日:
10/28に行われたMachine Learning 15 minutes!
セッションのスライド及び動画を公開しますので、ぜひご覧ください。
目次
- Machine Learning 15minutes!とは
- 【ディープラーニングでラーメン二郎(全店舗)を識別してみた】 土井 賢治 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
- 【ビジネスの出会いを科学する】 高橋 寛治 Sansan株式会社
- 【機械学習インフラ入門】 土屋 祐一郎 株式会社PKSHA Technology
- 【デザインと人工知能】 菱田 哲也 オートデスク株式会社
- 【PySparkでレコメンドエンジンを作った話】 渡會 恭平 株式会社ビズリーチ
- 【RPAをリリースして3ヶ月で見えてきた業務の自動化について】 嶋田 光敏 BizteX株式会社
- 【アパレル企業100社くらいに営業して回って見えてきた、いるAI・いらないAI】 酒井 聡 株式会社ニューロープ
- 【AIニュースサイト「AINOW」掲載記事でAIトレンド分析~10月~】 小澤 健祐 dip AI. Lab
- 次回のお知らせ
Machine Learning 15minutes!とは
「Machine Learning 15minutes!」は、「機械学習」について「15分以内」で語るLTを6~9人程度で行い、DeepLearningや強化学習などの先端技術技術のビジネスへの応用例などを学び、様々な角度から機械学習についての知見を広げるイベントです。イベント終了後には懇親会が開催され、最前線の機械学習スペシャリストたちと人脈作りをすることができます。
【情報発信】 Facebookのグループで情報発信も行っています。ぜひご参加ください。
【イベントの記事】 AINOWで毎回レポート記事を公開しています。
【イベントの動画アーカイブ】 登壇内容は動画としてYouTubeからもご覧いただけます。
★登壇者枠を広く公募(審査有り)していますので、ご希望の方はお気軽にainow@dip-net.co.jpまでご連絡ください。
【ディープラーニングでラーメン二郎(全店舗)を識別してみた】
土井 賢治
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
【プロフィール】NTT西日本にて、フレッツ光・ひかり電話等の開通を自動化するシステムの開発に従事した後、NTTコムウェアに転籍、NTTの専用線の管理システムの開発や社内セキュリティコンテストの運営および内製開発チームの立ち上げに取り組み、現在はディープラーニングによる道路不具合検出システムやドローンやIoT機器と機械学習を連携したサービスの開発を担当
【発表内容】趣味でラーメン二郎全店舗のラーメン画像をディープラーニングによって識別するシステムを作ってみました。
学習においては、ニューラルネットをスクラッチから学習した場合にはあまり精度がでなかったため、ファインチューニング(転移学習)を行い最終的に約88%の識別精度を達成しました。
また、今回の取り組みのノウハウをツール(mxnet-finetuner)としてまとめ公開しています。
【スライド】
【動画】非公開
【ビジネスの出会いを科学する】
高橋 寛治
Sansan株式会社
【プロフィール】Data Strategy & Operation Center, R&D Group 研究員。
阿南工業高等専門学校卒業後に、長岡技術科学大学に編入学。
同大学大学院電気電子情報工学専攻修了。
在学中は、自然言語処理の研究に取り組み、解析ツールの開発や機械翻訳に関連する研究を行う。
大学院を卒業後、2017年にSansan株式会社に入社。
現在は、キーワード抽出など自然言語処理に関連する研究開発に従事。
【発表内容】Sansan株式会社は、「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションのもと、クラウド名刺管理サービスを開発・提供しています。
R&D Groupはビジネスの出会いを科学すべく、研究開発に取り組んでいます。
大きく分けて二つの研究領域があり、一つは名刺からビジネスデータベースを構築すること、もう一つはビジネスデータベースから新たな価値を生み出すことです。
本発表では、これらの取り組みのうち、機械学習に関連する取り組みをご紹介いたします。
【スライド】
【動画】非公開
【機械学習インフラ入門】
土屋 祐一郎
株式会社PKSHA Technology
【プロフィール】2014年東京大学工学部卒
2015年度IPA未踏スーパークリエータ
2016年から株式会社PKSHA Technology
大学・未踏では機械学習の画像領域への応用やそのためのプラットフォーム開発。
現職では自然言語処理。
【発表内容】・Dockerを使って簡単に機械学習のコードの実行・開発環境を整える
・Dockerを使ってAWSのマネージド環境にデプロイする
・Docker, AWSを使って、一貫した環境で開発、実験、学習、アプリケーションのデプロイetcができる
という話をします。
【スライド】
【動画】
【デザインと人工知能】
菱田 哲也
オートデスク株式会社
【プロフィール】東京大学建築学修了
大手組織設計事務所
Autodesk AEC Cloud/Mobileスペシャリスト
【発表内容】デザインのデータセットが蓄積されていない現状における
GA等の手法を応用したGenerative Designの概要を製造業・建設業について解説します。また、今後の展望や、機械学習の専門家の方々への期待についても簡単にお話します。
【スライド】
【動画】
【PySparkでレコメンドエンジンを作った話】
渡會 恭平
株式会社ビズリーチ
【プロフィール】株式会社ビズリーチ AI室
機械学習エンジニア
【発表内容】機械学習プロダクトを作るのに機械学習エンジニアがどのように動いているのか、
求人検索サービス「スタンバイ」のレコメンドエンジン改善を例にお話させていただきました。
レコメンド改善に向けて、情報整理と使用するデータの分析から、
レコメンドのアルゴリズムと実際に動かすフレームワーク選定までのプロセスの例を紹介。
【スライド】非公開
【動画】非公開
【RPAをリリースして3ヶ月で見えてきた業務の自動化について】
嶋田 光敏
BizteX株式会社
【プロフィール】Jフォン株式会社、Vodafone株式会社、ソフトバンク株式会社で通信商材を企業向けに提供する法人事業に約14年従事。営業時代は達成率No,1を獲得、2012-15年の3年間は法人事業の新規プロジェクト、新規事業開発の室長を歴任。法人向け電力小売りPJ、IBM WatsonPJ、法人版Pepper PJなど数多くの事業立ち上げを実施。 2015年BizteXを創業。趣味はサッカー、フットサル。
【発表内容】RPAをリリースして3ヶ月で見えてきた業務の自動化について
【スライド】非公開
【動画】
【アパレル企業100社くらいに営業して回って見えてきた、いるAI・いらないAI】
酒井 聡
株式会社ニューロープ
【プロフィール】- ファッションおじさん: https://goo.gl/xA89hc
ニューラルネットワークにより開発された、人工知能スタイリスト。
テレビを含めた各種メディアでも話題になり、出版社やファッション関連のサービスに導入が進んでいます。
– #CBK(カブキ): https://cubki.jp
スナップのコーデに似たアイテムを買える仕組みを展開。
自社メディアに限らず、インフルエンサーのアメブロや大手メディア等にも導入されています。
– ART LOVER: http://art-lover.me
アートをテーマとしたメディア。
アートを身近にすることで、現役アーティストの支援を行っています。
– AI-CATCHER: http://ai-catcher.com/
商用フリーの無料素材とウェブベースで利用できるグラフィックツールの組み合わせで、メディアやブログを簡単にマンガ化できる仕組みを提供しています。
などなど、クリエイティブ領域で自社サービスを積極展開しています。
2013年サイバーエージェント主催「アントレプレナー・イノベーションキャンプ」で優勝し、2014年に同社より出資を受け起業。
自習室事業やIoTに取り組むPresents squareの執行役員を兼務。
農家と消費者を結ぶポケットマルシェにも深く関わっています。
九州大学芸術工学部で芸術と工学を学び、プログラミングスクールにも通う。
得意領域はファッション、アート、エディトリアル、デザイン、エンジニアリング。その他、関心の高い領域は自然科学と健康。
中小企業診断士。
次は自然科学の発展とマネタイズに取り組みたいと思っています。ビジネスにしたいと思っている方はぜひお声がけください!
【発表内容】ニューロープは2014年に創業してから、何度も仮説をはずして死にかけるという経験を経ています。
この経験を糧に、今では作る前に仮説検証することを心がけています。
見渡せば、世の中には役に立つAIばかりではありません。「必要とされるAI」を作るにはどうしたら良いのか。ニューロープ創業からの4年間を振り返りつつお届けします!
【スライド】
【動画】
【AIニュースサイト「AINOW」掲載記事でAIトレンド分析~10月~】
小澤 健祐
dip AI. Lab
【プロフィール】dip AI. Lab 人工知能専門メディア AINOWディレクター
【発表内容】10月のAIトピックを基にお話します。特に今月はディープラーニング協会の発表や、一大イベント「AI and SOCIETY」の開催、AIスピーカーの本格的な発売開始など話題が多かったため、ここに触れつつ、今後どのようにAIが社会に実装されればよいのかを自分の考えをベースにお話します。
【スライド】
【動画】
次回のお知らせ
・第18回 Machine Learning 15minutes!
・日時2017/11/25(Sat)14:00 〜
■AI専門メディア AINOW編集長 ■カメラマン ■Twitterでも発信しています。@ozaken_AI ■AINOWのTwitterもぜひ! @ainow_AI ┃
AIが人間と共存していく社会を作りたい。活用の視点でAIの情報を発信します。