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9月29日(土)に六本木グランドタワーで行われたAI女子によるAI女子のための「AI Grils Collection」のイベントレポートをお届けします。
イベント概要はこちら
目次
AI女子、20名が参加!
今回イベントに参加したAI女子は20人。
情報系の学部で人工知能(機械学習、自然言語処理など)を学んでいる女子から文系出身の女子、社会人でAIについて興味のある女子のように、幅広い層の参加者が集まりました。
開始前もAIトークで盛り上がるAI
AI女子向けの超ライトニングトーク(LT)
AI女子4名と、AI女子が好きなスペシャルゲストによるLTの紹介です。
「女子に嬉しい♡AIのおはなし♡」
井関奈美さん (AINOW編集部OG、テテマーチ株式会社)
AINOW編集部のOGで今はSNS関連の会社に勤務している井関さん。
人工知能(AI)のイメージをAIに詳しくない若者に聞いた結果や、AIが作り出す幸せな生活について考える内容でした。「AIは自分の仕事を奪うかもしれない」「AIは何となく怖いイメージがある」というマイナスイメージを持っている人も現状まだ多いですが、なぜAIが今の時代に必要なのか考えさせられたのではないでしょうか。
「AI搭載ロボットが可愛いすぎる件」
三上真愛亞さん (AINOW編集部、東京理科大学)
AINOW編集部の三上さん(私です!)は、三菱地所さんがビル管理においてAIロボットを活用していることについて、取材を基に伝えていました。ビル管理市場の人材不足を補うAIロボット。まだ高層ビルの特徴であるエレベーターを利用した縦移動が出来ないことや、人間に危害を加えないように制御をし安全面を訴求しなければならないなど問題点がありますが、数年後のビル管理の未来が楽しみです。
「これからは自然言語処理ができる女子がモテる!」
星野恵以子さん(AI Labインターン、神奈川大学大学院)、橋爪友莉子さん(AI Labインターン、筑波大学)
自然言語処理について実際に勉強している現役学生の2人。
「りんな」のように自然言語処理が使われているサービスの説明や、2人がインターンで取り組んでいる求人サイト「バイトル」と他社の求人サイトの文書情報をNaive Bayseを用いて分析し、カテゴリー分類している仕事の内容まで知ることができました。
「彼氏を束縛するためにAIの勉強を始めました」
高桑蘭佳さん(AINOW編集部、東京工業大学大学院)
AINOW編集部でライターをしつつ、AIについても研究している高桑さん。
学部時代に研究した彼氏と親密にしているユーザーを検出する機械学習モデルの作成や、現在研究している文章から感情を排除するAIについての内容でした。自分が欲しいもの、やりたいことに対して、どのようにAIで解決するか…に印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
彼氏を束縛するためにAIの勉強をはじめました-compressed
「ドラえもんをつくる!!!!」
ゲストトーク 大澤正彦さん(全脳アーキテクチャ若手の会 創設者、孫正義育英財団)
AI女子イベントのゲストとして登壇してくださった大澤さん。
大澤さんは幼少期からドラえもんを作ることが目標で、現在はミニドラを目指したロボットを作っています。「どららら!」という非言語で人間とコミュニケーションが取れるのかを、ミニドラと人間のしりとりの動画を用いながら説明してくださいました。
大澤さんの研究に関してはこちらの記事でも紹介しています。
制約があるからこそ、実現できる人間と「ミニドラ」の会話をHumanAgent Interaction (HAI)から学ぶ
協賛企業の紹介
・アローサル・テクノロジー株式会社 佐藤様
・株式会社ガイアックス 流様
・株式会社メンヘラテクノロジー 森様
から協賛していただきました。
イベント内では企業のPRタイムもありました。ありがとうございました。
AI女子の交流タイム
交流会では、なかなか普通の女子会では話すことが出来ないAIについてのトークで盛り上がりました。
珍しいAI女子とお話
オシャレな軽食も!
参加者の感想
参加者数名に今回のイベントに関するアンケートをとりました。
イベント全体の感想
AI女子向けの超ライトニングトーク(LT)
今後やってほしいことには、「AI女子初心者が何かを作る」「カタイ技術トークではなく、女子目線のとがった情報発信を期待」などがあがりました。
AI女子のコミュニティがこれからもできますように、今後イベント開催の際には盛り上げていきたいと思います!