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株式会社JVCケンウッドは、株式会社ビズライト・テクノロジーと共同開発を進めているエッジAIカメラのプロトタイプを活用し、北洋銀行の実店舗において、新型コロナ感染症対策の給付金や助成金に関連した詐欺や振り込め詐欺を未然に防ぐソリューションの実証実験を行うことを発表しました。
オープンソースハードウェアを利用したエッジAIカメラは、利用者に新たな価値・サービスの提供を目指すためにビズライト・テクノロジー社と共同開発されました。
そのプロトタイプを活用することで、北洋銀行の実店舗において、振り込め詐欺を未然に防ぐソリューションの実証実験を実施する予定です。
このソリューションは、電話をかけながらATMを操作している、順番を待っているなどの行動をエッジAIカメラで検出し、行内の職員に通知します。職員が状況に応じて適切な声がけを行うことで、新型コロナ感染症対策の給付金や助成金に関連した詐欺や振り込め詐欺を未然に防ぐことができます。
この実証実験で使用するエッジAIカメラは、映像を録画することなく、そのカメラ内においてAIによるディープラーニング処理を行います。また、サーバーに映像を送信することなくカメラで独自に分析するため、プライバシー情報の漏洩の危険性が極めて少ないソリューションです。
さらに企業側は、銀行の既存ネットワークなども利用しないため、従前のセキュリティレベルを脆弱化させるなどの問題も発生しないと述べています。
JVCケンウッドは今後も、ビズライト・テクノロジー社と共同で開発を進めることで、将来的には同ソリューションの実店舗での実用化を目指しています。
実証実験の実施日時・場所 日時:2020年7月13日から半年間程度を想定 場所:北洋銀行 一部店舗 |
駒澤大学仏教学部に所属。YouTubeとK-POPにハマっています。
AIがこれから宗教とどのように関わり、仏教徒の生活に影響するのかについて興味があります。