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アプリケーション開発を通してスポーツ×教育の支援を行う株式会社SPLYZAは、AIによるマーカーレスで動作分析が出来る「SPLYZA Motion」のベータ版をリリースしました。
現代の小中学校では、96%以上が1人1端末を所持する時代になっています。
そんなICT化が進む教育分野ですが、主要5科目に関してはアプリやコンテンツに溢れているものの、今回扱っている体育を含む副教科に関してはコンテンツがほとんどありませんでした。
その中で、以前よりSPLYZAの既存ツール「SPLYZA Teams」をスポーツコースで導入していた、大阪体育大学浪商高校より「体育の授業でも手軽に活用できるアプリが欲しい」という要望もあり、実証実験など協力していきながら本アプリの開発に至りました。
「SPLYZA Motion」では、iPhoneもしくはiPadで撮影すればAIによってマーカーレス動作分析を行えるので、誰でも手軽にスポーツサイエンスに携わることができます。
アプリ内では、体の各部位の角度/角速度、速度/加速度、特定の位置からの距離などが簡単に測定でき、オフラインでも使えるので実際の競技中や練習中に利用することができます。
また、野球バットやテニスラケット、ゴルフクラブの検知も可能となったので、より広い分野でご利用いただけます。
体育において運動技術だけでなく、観察力や言語化能力という部分も測れるようになったため、定量的な部分での成果以外にも運動が苦手な子でも力を発揮する場として活用いただけます。
そして本リリースの際には、三次元モーションキャプチャや2画面比較、認識店の追加といった新機能の実装を予定しています。
大学では広告や広報について学んでいます。
サッカーは見るのもやるのも好きです。
AIの知識を深め、わかりやすい記事をお届けしていきたいと思います!