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東京大学発のAIスタートアップである株式会社neoAIは、AI顔アイコン生成サービスであるDreamIcon(ドリームアイコン)をリリースしました。
DreamIconでは、既に先行販売で8000枚以上の顔アイコンを提供しており、今後は企業向けのアイコンやペット用のアイコンなどにサービスを拡大していく方針です。
「DreamIcon」の特徴
DreamIconは、2022年8月にGoogleが発表した最先端の画像生成AIをベースに開発されており、短時間でユーザー1人1人に合わせた学習ができるAIモデルを用いることで、ユーザーそっくりのアイコン画像を大量に生成することに成功しました。自分の画像を10枚あげるだけで、AIが20種類以上のテーマに沿ったアイコン画像を生成するWebサービスとなっており、既に先行で約8000枚のアイコン画像をユーザーに提供しています。
neoAIによる画像生成系AIの開発
DreamIconの開発を手掛ける株式会社neoAIは東大発のAIスタートアップであり、様々な企業と提携してAIを用いたビジネスのサポートを行っています。neoAIはこれまでの業務で培った深層学習のノウハウを活用し、2022年8月にGoogleによって発表された最先端画像生成AIを独自チューニングしたモデルを用いてDreamIconを開発しました。これまで行っていたAI画像生成では、テキストに沿った画像の生成が中心となっていましたが、今回用いたモデルによって、入力した画像に共通する人物をAIが学習し、特定の人物の画像を短時間で生成することが可能になりました。ユーザー1人1人の画像を個別に学習したAIを用いることで、ユーザーにそっくりで唯一無二のAIアイコン画像を生成しております。
今後の展望
toB向けに企業独自のテーマに沿ったアイコンの作成
現在DreamIconでは20種類以上のテーマを用いてアイコンの画像が生成できますが、今後は企業向けに「slackやteamsで使える社内向けアイコン」や「名刺やホームページに載せる顔写真」などに使用できるようなその企業独自のテーマに沿ったAIアイコンの作成を目指しています。
犬や猫などのペットのAI画像の作成
DreamIconの生成する画像は現在人間向けにチューニングされたものになっていますが、犬や猫などの動物用の開発を現在行っており、ペットの可愛い画像や意外性のある面白い画像を生成できるAI画像生成サービスの近日中のリリースを予定しています。
大学では広告や広報について学んでいます。
サッカーは見るのもやるのも好きです。
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