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ルンバなどのお掃除ロボットを展開するアイロボット社が8月4日、2016年新ラインナップ発表会を開催しました。当日は同社CEO兼共同創設者のコリン・アングル氏が「ロボットとスマートホームのビジョン」を語り、床拭きロボット「ブラーバジェット」と「ルンバ960」を披露しました。この記事では、当日の様子をレポートします。
アイロボット社CEOコリン氏が描く5年後

5年後の朝。起床時刻に合わせてエアコンや照明が動き出します。明るく過ごしやすい温度になって、ロボットが起こしてくれる。家に誰も居なくなるとほかのロボットも動きす。家の中ではお掃除ロボット、庭では芝刈りロボットがはたらきます。
セキュリティロボットは家の中に何がどこにあるかを記憶。ペットの犬が普段より吠えていれば、写真といっしょに住人にメールを。夜、住人が帰宅する時間には光が灯って空調も快適な状態に。セキュリティロボットは一緒に留守番をしていた犬の様子を住人に写真で報告…。
コリン氏が語る未来では、人は普段通りの生活を送るだけでスマートホームが適切に対応してくれます。単に複数のデバイスが接続されているだけではりません。コリン氏のストーリーでは、マップとして家の中を把握するセキュリティロボットが中心となって、複数のロボットが連動。まさに家全体がロボットとして機能します。IoTのカギは単につなげることではなく、管理・マネジメントすることだと話します。
「ルンバ」「ブラーバ」の人工知能
ルンバとブラーバには「iAdapt」を搭載。カメラとセンサーで部屋の形状や家具の配置をマップとして検知して記録します。ロボット自身がその時どこに居るのか、どこがまだ掃除されていないのかを高精度で判断。今回発表された「ブラーバジェット」は、同社が培った研究成果によってカメラは非搭載。センサーだけで空間を感知できるとのことです。
マップデータでスマートハウスを牛耳るか
コリン氏の描く5年後のスマートハウスでは、複数のロボットを束ねる存在が必要になります。その中で、同社のお掃除ロボットは、常に情報がアップデートされるマップデータを持っています。スマートハウスを構成するロボットは様々な企業が取り組んでますが、マップデータは家の中のロボットが連携を取るにあたって重要となるでしょう。
同社はまさに「面」を取っているといえます。マップデータを核にして、どのようにスマートハウスを実現できるかに期待です。

製品情報
製品名:ブラーバジェット240
発売日:2016年8月26日
オンラインストア価格:29,880円(税抜)
製品名:ルンバ960
発売日:2016年9月16日
オンラインストア価格:89,880円(税抜)