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人間の「感性」を学習する人工知能「SENSY」(センシー)でお馴染みのSENSY株式会社(旧社名:カラフルボード株式会社(2017年11月2日追記)が、健康アドバイスアプリの株式会社リンクアンドコミュニケーションとの業務提携し、味覚を解析する技術を活用して「美味しく健康に」をテーマにヘルスケア分野にサービスを拡大し、個人の嗜好に合った食事・運動アドバイスを提供する「パーソナル・アドバイスエンジン」を共同開発することを発表しました。
新たな領域への挑戦ということで、インタビューへ行きました!
新しい領域への挑戦
なっぴ
渡辺さん
その人が美味しいと感じるメカニズムなどを健康のロジックとともにできたら楽しいと思いました。
そこで、リンクアンドコミュニケーションさんとお互いのノウハウを共有してただ美味しいだけじゃなく“美味しくて健康になることができる!”ことを目指しました。
なっぴ
渡辺さん
なっぴ
渡辺さん
「SENSY」ソムリエ内での人工知能の活用について
ソムリエのようにお酒を提案する「SENSY」ソムリエ。ユーザーがワインや日本酒、クラフトビールなどのお酒を試飲し、甘味・酸味・苦味などの味覚や、好みに関する感想を入力することで、人工知能がユーザの味覚を解析し、店頭にある商品の中から、ひとりひとりの味覚に合わせた最適な1本を提案するサービスです。
大量のデータを必要とするイメージがあるレコメンド機能。「SENSY」では一体どのようにしてレコメンドをしているのでしょうか。
なっぴ
渡辺さん
なっぴ
渡辺さん
なっぴ
渡辺さん
「SENSY」の強みを生かしたチャットボットサービス
SENSY株式会社は「SENSY」を活用したチャットボットサービス、「SENSY BOT for Biz」を新たにリリース。その第1弾の導入先として、株式会社エイチ・アイ・エス(以下、H.I.S.)と提携し、サービスを開始することを発表しました。「SENSY」独自の強みをチャットボットと掛け合わせると何が起きるのでしょうか。
なっぴ
渡辺さん
お問い合わせからスタートして、ユーザーの旅行に対するニーズを満たすことを目的とした、チャットボットをつかってユーザーの好みを理解するという大きなフェーズの第一歩です。
なっぴ
渡辺さん
▼ 「SENSY BOT for Biz」の特徴
「SENSY BOT for Biz」では、従来のチャットボット開発が抱える課題であった、
課題① 最先端技術でも全ての質問にボットで応えることが困難
課題② ボットを賢くするための運用にも手間やコストが掛かる
課題③ 対話エンジンを導入しただけでは、ビジネス的インパクトが得られにくい
などの解決を目指しています。
https://prtimes.jp…
今後のサービスの可能性
なっぴ
渡辺さん
店舗の仕入れの仕方を変えたり、販促を変えたり、マーケットの傾向により商品開発をしていく。等々・・・
仮想マーケットを作ることも夢じゃないと思います。
なっぴ
渡辺さん
この仮想マーケットを「SENSYのプラットフォーム」と呼んでいます。さらに、僕たちはこの上で動いているアプリケーションの両方を作っています。アプリケーションをオープン化して一般のデペロッパーが使用できるようなプラットフォームにしていきたいと考えています。「SENSY」で成功事例をだすことで「こんな面白いことができるんだ」ということを知ってもらい、このプラットフォームをオープン化することが最終的な目標です。
なっぴ
求人も募集中とのこと
SENSY株式会社で働いてみたい方はコチラからどうぞ!
編集後記
多くの人工知能サービスが大量の教師データを必要とするイメージがあった私にとって「SENSY」のアルゴリズムは新しく面白いと思いました。そして、ユーザーにとって新しい発見や出会いを提供することができることが、パーソナルAI「SENSY」魅力なのではないでしょうか。
オフィスも移転したばかりということでとてもきれいでした。