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ソフトバンクが給付型の奨学金プログラム「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」(名称「JEES・ソフトバンクAI人材育成奨学金」)を、2019年4月から2020年3月まで実施すると発表しました。
2018年8月8日にはソフトバンク子会社のDEEPCOREがインキュベーション施設「KERNEL HONGO」をオープンしました。KERNEL HONGOは技術で世界を変える志を持つAI技術者や研究者などを起業家として育成するAI特化型インキュベーション施設です。そして、その多くの利用者が学生です。
これに続きさらに学生への投資を強化する取り組みになるのが今回の給付型奨学金です。最大100万円を最大100人に給付するといいます。詳しく概要をお伝えします。
対象は大学院1年生(M1)
情報工学や情報科学、統計学などの分野でAI・人工知能に関する学修・研究に取り組む大学院1年生を対象とした最大で総額1億円の給付型奨学金プログラム。
ソフトバンクが指定する大学院に2019年4月時点で1年生として在籍予定の学生を対象に、2018年10月から順次奨学金受給希望者を募集するそうです。給付金額は1人あたり100万円。最大100人まで給付を行います。(8万円/月×12カ月、一時金4万円)
このプログラムは、AIが全ての産業でより幅広く活用され、各産業のビジネスモデルや競争環境が大きく変わっていく時代を見据えて、今後の各産業の発展を担う「AI人材」の育成に貢献することを目的としたもので、2020年以降の継続も検討しているそうです。
以下ソフトバンク株式会社 代表取締役 CTOの宮川 潤一氏のコメントを引用します。
AIの学修・研究に取り組む学生を応援するこの奨学金プログラムを通して、より多くの学生にAIに関する分野に興味を持ち、その道を志していただきたいと思っています。また、奨学生には、AIが各産業の在り方を変えていく時代に、AI分野で日本をリードする存在になってほしいと願っています。
さいごに
ソフトバンクは、そのネットワークと資本力を武器にAIへの投資をどんどん強めています。先日のSoftBank World 2018での孫正義氏の基調講演では「AI群戦略」と称したAIへ取り組む姿勢がとても強調されていたことが印象的です。
SoftBankのAIへ勢いはまだ増していくのか。注目ですね。関連記事もぜひ御覧ください。
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