HOME/ AINOW編集部 /AIヘッドハンティングサービス「scouty」が総額3億円の資金調達を実施
2018.12.21

AIヘッドハンティングサービス「scouty」が総額3億円の資金調達を実施

最終更新日:

日本初の登録不要のエンジニア向けAIヘッドハンティングサービス「scouty」(スカウティ)を展開する株式会社scoutyは、 ウィルグループHRTech投資事業有限責任組合などを引受先とする第三者割当増資による3億円の資金調達を実施したと発表しました。

scoutyは、個人が持っているSNS・ブログ・技術的投稿といったインターネットに広がるオープンな情報を自動で取得(クロール)し、個人に紐付けて「人」のデータベースを作る。日々の投稿やつぶやき、友達ネットワーク・経歴といったさまざまな情報を使って、その人が次にいつ退職しそうかを予測し、その人が転職したいと思えるような最適な企業を機械学習でマッチングさせ、スカウトを送るサービス。scouty[/btn]

資金調達の引受先は以下

  • ウィルグループ HRTech投資事業有限責任組合
  • X Capital有限責任事業組合
  • 佐藤 裕介氏 (個人投資家/ヘイ株式会社 代表取締役社長)
  • インフィニティ・ベンチャーズLLP(引受先は関連するファンド)

総額3億円の調達資金は主に「scouty」の機能開発・研究開発に必要な人材獲得と、 新規顧客獲得のためのマーケティング費用に使用されるといいます。

株式会社scouty 代表取締役 島田 寛基のコメント

 

2017年5月のオープンβ版開始から約1年半が経ちました。

その期間で、 日頃のアウトプットを出していた結果scoutyにクロールされ、 scoutyを通じてスカウトメールを受け取り、 その企業に転職をしたという方も続々と現れて来ました。

今回の資金調達は、 そういった動きをさらに加速させるものになります。
また、 今回ウィルグループさんと資本・事業面での連携をすることで、 ウィルグループさんの投資する最新の海外HR TECHスタートアップとサービス面での連携をし、 さらにサービスの可能性を広げることを視野に入れています。

今後は、 単なる採用ツールのみにとどまらず、 個人のデータベースとして人の能力情報や嗜好性の情報をインターネット中から集め、 世の中に存在する様々なミスマッチを解消していきたいと思っております。

島田寛基氏

2015年、京都大学で計算機科学の学士号を取得。大学時代にはグーグル(日本法人)でインターンシップを経験。2016年、イギリスのエディンバラ大学(The University of Edinburgh)大学院で修士号「MSc in Artificial Intelligence」を取得。2015年にはIncubate Fundにて、さまざまなスタートアップ企業でインターンシップを経験。2016年、日本初のAIヘッドハンティングサービスを運営する株式会社scoutyを起業。

▼関連記事

スカウトを自動化!? 日本初のAIヘッドハンティングサービス「scouty」に潜入!!

無料メールマガジン登録

週1回、注目のAIニュースやイベント情報を
編集部がピックアップしてお届けしています。

こちらの規約にご同意のうえチェックしてください。

規約に同意する

あなたにおすすめの記事

生成AIで“ウラから”イノベーションを|学生起業家が描く、AIを活用した未来

特許技術×AIでFAQを次のステージへ|Helpfeel

GPUの革新からAI時代の主役へ|NVIDIA

あなたにおすすめの記事

生成AIで“ウラから”イノベーションを|学生起業家が描く、AIを活用した未来

特許技術×AIでFAQを次のステージへ|Helpfeel

GPUの革新からAI時代の主役へ|NVIDIA