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2019.01.01

今年で創立20周年のDeNA 南場 智子氏と守安 功氏によるメッセージ

最終更新日:

おざけんです。あけましておめでとうございます。

2019年の幕開けとともにDeNAの代表取締役会長 南場 智子氏と代表取締役社長兼 CEO 守安 功氏からメッセージが発表されました。

以下、本文をそのまま掲載します。

20 周年に寄せて

DeNA は、本年 3 月 4 日に創業 20 周年を迎えます。
10 年をひとむかしというならば、DeNA が誕生したのはふたむかしもまえのことになりました。誕生以来、インターネットの普及発展、グローバル化などに伴う社会の変革が進展する中で、「Delight and Impact the World」をモットーに、新しいことに挑戦し無我夢中で走り続けてきました。おかげさまで、まだまだ小さくはありますが、個性的で将来に向けポテンシャルをもった「永久ベンチャー」企業として社会的にも認知される存在にまで成長することができたと自負しています。ここまで DeNA を育てていただいた社内外のすべての皆様に、まずは深い感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

DeNA は、オークションサイトから出発し、様々な事業にチャレンジしてきましたが、現在は、インターネットに加え、AI の活用にも積極的に取り組みながら、エンターテインメントと社会課題解決の二つの領域で事業を展開しています。

エンターテインメント領域は、多くのヒットタイトルを生み出してきたゲーム事業を柱に、横浜 DeNA ベイスターズを中心として横浜という、近代日本を牽引してきた伝統と文化のまちに支えられたスポーツ事業が急速に伸びています。

社会課題解決領域は、環境に配慮しながら人やモノの移動をより柔軟にする 21 世紀型の交通インフラ構築を目指すオートモーティブ事業、病気になってから治すのではなく、病気にならずに健康な長寿社会を実現するヘルスケア事業など、近い将来に必要とされ大きく成長する分野においてフロントランナーとして注目されています。

どの事業も、人が一回限りの生を、他者を尊重しながら、自分らしく楽しみ、輝いて生きることを全力でサポートさせていただくこと、そして次世代にバトンタッチできる、よりすばらしい社会・文化を創ることに貢献していくという目標に向かっているものと認識しています。

DeNA は、この 20 年、様々な学びを重ねてきました。しかしまだまだやりたいことの万分の一も実現できていません。これからが本番です。20 周年を契機として一段とギアをあげたい。信じるものに全力で邁進したい。そういった思いから「De20(ディートゥエンティ)プロジェクト」を開始しました。

私たちが挑戦を続け、より大きなインパクトのある Delight を届けるために、組織のあり方から事業戦略の見直しに至るまで、チーム DeNA として全力で取り組みます。また、私たちを支えてくださったすべての方々に向けて、感謝をお伝えする機会としても様々なアクションを行う予定です。

限られた人生で、私たちは、奇跡的に DeNA という場に集うことになりました。社員が互いに共感し、つながることで持てる以上の力を発揮し、DeNA として活動した足跡をしっかり残していきたいと思います。それが未来の人々を生き生きと輝かせる礎となり、やがて世界を変えていく何かになることを信じています。

私たちの「20th Anniversary Year」、そして今後の挑戦に、ご期待ください。

代表取締役会長 南場 智子
代表取締役社長兼 CEO 守安 功

DeNAはエンターテインメントと社会課題解決を事業の軸として、AIの活用も積極的に進めている企業です。

売上の7割がゲーム事業のゲームが主力の企業ですが、その他にもエンターテイメント領域、ヘルスケア領域、Eコマース、新規事業など、さまざまな領域で事業を行っています。3年ほど前からはオートモーティブ領域にも参入しています。

▼記事:『オートモーティブ領域に参入したDeNA / なぜIT企業が自動車に取り組んだのか』

オートモーティブ領域に参入したDeNA / なぜIT企業が自動車に取り組んだのか

また、2018年にはAINOWにて、DeNAでゲームAIの研究開発にあたる奥村純さんを取材させていただきました。ゲーム領域でのAIの活用も積極的に進めている企業です。

▼記事『車輪の再発明はしない。Game AI Communityが発足!-スクエニ 三宅陽一郎 × DeNA 奥村純-』

車輪の再発明はしない。Game AI Communityが発足!-スクエニ 三宅陽一郎 × DeNA 奥村純-

他にも医療領域では、Preferred Networksとの合弁企業 PFDeNA を設立し、2018年10月には14種類のがんを少量の血液で判定する研究を開始したと発表しています。

▼記事:『PFNとPFDeNAが14種のがんを少量の血液で判定する研究を開始』

PFNとPFDeNAが14種のがんを少量の血液で判定する研究を開始

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