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東大発のAI企業である株式会社日本データサイエンス研究所は、東京大学 松尾 豊研究室の関係者が中心となって運営するVCファンド「Deep30投資事業有限責任組合」から出資をうけ、これにより累計資金調達額は、約4.8億円となりました。
株式会社日本データサイエンス研究所 代表取締役社長 加藤エルテス聡志氏 コメント
JDSCにとって今回の増資は単なる資本拡充にとどまらない、より大きな意味を持ちます。 JDSCは大学の知を社会に還元することで、産業の生産性を高める活動を行っています。 これを契機に、東京大学の各研究室との連携や共同研究をより加速してまいりたいと思います。
また、人材交流という観点でも、現在、東京大学の各研究室から大学院生をインターン生として受け入れることや、社員の大学院入学(修士・博士取得)を推進しているため、より一層の人材交流を図りたいと思います。
株式会社 日本データサイエンス研究所(JDSC)とは
JDSCは、物流最適化や需要予測、教育など、幅広い分野でアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、 データサイエンスに関する顧問・コンサルティング事業を行っており、 日本の産業のアップグレードを目指している。
Deep30とは
Deep30は、「深層学習の無限の可能性で、 共に未来をアップデートする」をミッションに、深層学習の技術に強みを持つベンチャーへの投資を行うベンチャーキャピタル。東京大学の松尾豊研究室のスタッフが運営を兼務している。深層学習を中心とするテクノロジーの社会実装による世の中の変革を推進する企業の伴走者として共に成長していくことを目指しているという。