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知的資産である「特許」を本来のあり方に再構築し、 あらゆる発明に関する情報の便益を全ての人々がお互いに享受できる世界の実現を目指すamplified ai, inc.はAI特許調査プラットフォーム「Amplified」の正式版をリリースしました。
「特許」とはもともと、 発明の独占権を一定期間与える代わりに、 発明の詳細を無償で公開させることにより、 さらなる発明を奨励することを目的に生まれた社会的な仕組みです。 特許化の判断基準は、 既存の技術(先行技術)との比較に大きく依存しています。
しかし、 グローバルで毎年300万件以上の特許が出願され、 特許文献の数が加速度的に増大し続けている今、 この先行技術の検索には膨大な時間と費用がかかり、 適切な特許文献にアクセスすることが専門家でも困難を極めているといいます。
その結果
- 特許侵害のリスクや類似する発明の存在が事業化を進めた後で顕在化する
- 一度認められた特許が無効になる
- 認められるべきではなかった特許で訴訟が起きる
などの、制度の濫用や権利の不安定化が生じています。 今や特許は新たな発明のために参照される文献ではなく、 その膨大さゆえに、 発明や事業にとっての障害・足枷となりつつあるといいます。
amplified aiは、 この特許制度の構造的な課題を解決すべく、 3年前より人工知能の特許文書への応用を研究し、 製品開発を続けてきました。 この度、1億2000万件の特許文献を全て学習したAIを核にした新しいソリューショ「Amplified」の正式版をリリースすることにいたりました。
Amplifiedは、 発明を文章化するだけで類似特許を調べられる AIデータプラットフォームです。 1億2000万件を超える世界中の特許文献をディープラーニングで学習し、 全特許間における類似性を把握した独自開発のAIが、 ユーザーの発明と類似する特許を数秒で発見し、 提示します。
従来のツールが、 いずれも高度な検索機能を備えることにより「調査の手段」を提供するツールであったのに対し、 AmplifiedはAIによって「調査結果」をダイレクトに提供するところが大きな特長です。 検索にかかる時間を限り無く圧縮することで、 人間は本来の目的である文献を理解し、 新たな発明に集中できるようになります。
2019年11月より有償提供してきたプライベート版には、 世界28の国と地域、 約600ユーザーがサインアップし、 計2200件におよぶ実際の調査が行われました。 150万件の過去の審査履歴に対するベンチマーク試験、 および専門家らの手によって、 これまで人間が膨大な時間を費やし抽出していたのと同じ結果が、 AIにより短時間で得られることが実証されました。
従来であれば、4~40時間かかっていた検索作業が、 AIの調査結果を確認するだけという1時間程度の作業に変わります。
【Amplifiedの特徴】
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【料金プラン】
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同社は今後、中国語を含むより多くの言語への対応、 一般技術論文等の特許以外のデータの搭載も進めていくとしています。また特許実務における他の関連作業へのAI技術の応用にも取り組んでいくとしています。
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