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近年ではリアルショップに限らず、Amazonや楽天など多くのオンラインショップが頻繁に利用されるようになりました。
オンラインショップ・リアルショップのどちらにおいても、決済方法が充実していることは顧客にとって便利です。しかし決済方法が増えるにつれて、店舗側の負担・手間は増えてしまいます。
そういった店舗側の負担を軽減し、決済業務を効果的に進めるサービスとして「決済代行サービス」があります。
この記事では、決済代行サービスとは何か、決済代行サービス導入のメリット、おすすめの決済代行サービスをご紹介します。
目次
決済代行とは
「決済業務管理のアウトソーシング」サービスのこと
決済代行とは、クレジットカード決済やクイック決済のような決済手段を提供している企業・金融機関と、各決済方法を導入したいと考えている店舗やネットショップを仲介して、多種の決済を一括で契約・導入し、利用可能にするサービスです。
決済代行サービス導入のメリット
経理・事務業務の負担軽減
複数の決済方法を別々に導入してしまうと、各決済会社によって入金のタイミングにズレが生じてしまいます。
決済代行サービスを利用すると自動で多くの決済手段を集約できるため、決済方法を別々に導入した時と比べ、工数が大幅に少なくなります。サービスごとに多少の誤差はありますが、10分程度で決済を完了できます。
各工程の実績や作業時間・工数を把握し、必要な機能やカスタマーサポートの有無を確認して決済代行サービスの選定を行い、経理・事務業務の負担軽減を目指しましょう。
スムーズに導入できる
導入がスムーズで簡単なことも決済代行サービスの大きなメリットです。
各クレジットカード会社と個々で契約してしまうと、余分な手間やコストが発生します。
決済代行ツールは、決済代行会社と契約するだけで複数の決済手段を一括で導入でき、個別契約の際にかかる手間やコストを大幅に削減できます。
決済機関による審査も、決済代行サービスを通してスムーズに行えます。
決済代行サービス導入時の注意点
セキュリティ体制の確認
決済代行サービスの導入にあたる注意点は「顧客情報を安全に管理できるか」です。顧客情報が漏えいすれば、組織としての信用度が大きく下がってしまいます。
決済代行サービスのセキュリティ対策が万全であるか確認しましょう。
セキュリティの強さを調べる際に、国際的なセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠しているか、プライバシーマークを取得しているかを確認するのが有効な調査方法です。
決済方法の充実度
決済方法の充実度、顧客が購買を行う際の重要な判定基準です。
例えばLINE Pay、Apple Pay、Google Payなどのクイックペイに対応していない店舗は、対応している店舗に比べて購買のチャンスが少なくなってしまいます。
決済代行サービスは、クイックペイに限らず、キャリア決済やコンビニ決済に対応しており、クレジットカードも国際的なブランドのVISA、MasterCard、JCBに対応している状態が理想的です。
支払い方法が充実しているほうが、売上アップに繋がりやすいため、決済方法が豊富な代行サービスを選びましょう。
おすすめ決済代行サービス8選
NP後払い
「NP後払い」はネットショップやカタログなど、多くの通信販売で利用できるサービスです。請求書発行や督促業務などの運営する際に発生する業務を、提供会社のネットプロテクションズが代行してくれるため、大幅な業務負担が見込めます。
特徴
- メール便利用によるコストカット
- 督促作業のアウトソーシングによって未回収のリスクを低減
- 在庫管理の手間・業務負荷の削減につながる
価格
要問合せ
ペイジェント
「ペイジェント」はエヌ・ティ・ティ・データと三菱UFJニコスの安定した経営基盤のもとで運営されている決済代行サービス会社です。強固なセキュリティ管理の下で安心・安全な決済業務を行えます。
特徴
- 豊富な決済手段を完備
- 締め日から最短5営業日で入金可能
- 強固なセキュリティによる効率的・安全な売上管理
価格
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atone
「atone」はクレジットカードを使いたくない・持っていないという顧客のカゴ落ち(商品をカートに入れても、購入せずサイトから離脱すること)を防ぎます。コンビニでの現金払いが可能なため、クレジットカードを使わない顧客を取りこぼさずに店舗のキャッシュレス化を推進できます。
特徴
- 1分ほどで簡単に会員登録可能
- ポイントを活用した施策で高い満足度を提供できる
- 後からコンビニ現金払いが可能なためキャッシュレス化を実現
価格
要問合せ
SBペイメントサービス
「SBペイメントサービス」はオンライン決済・店舗向け決済のどちらにも対応しています。集客や売上拡大をサポートする「マーケティング支援プラン」や不正利用の低減を手助けする「不正検知・保証サービス」が利用可能で、ビジネスチャンスの創出に役立ちます。
特徴
- 店舗販売・訪問販売のような対面販売でも、キャッシュレス決済が可能
- 不正検知・保証サービスでECサイトでの不正使用を低減
- 集客・売上拡大のサポート体制が充実
価格
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Paid
「Paid」は自社で請求作業を行う必要がなく、サービス内で取引先と取引内容の情報を登録するだけで請求が完了するため、大幅なコストと時間の削減に繋がります。また与信管理や代金回収など多くの業務をカバーしているため非常に有用なサービスです。
特徴
- 請求業務にかかるコスト・時間を低減
- 各フローにおける業務負担を軽減
- 対面・店頭・EC・クラウドなど多くの取引形態に利用可能
価格
初期費用 ¥0
保証率 請求金額に応じて変動 ~2.9%
事務手数料 請求1件につき¥100
PortiaPAY
「PortiaPAY」は売上拡大機能や与信機能が充実しています。キャッシュレス決済にも対応しており、幅広い層からの購買機会が期待できます。独自の暗号化技術や2段階認証で強固なセキュリティ体制が整っています。
特徴
- 徹底した与信管理
- 独自の暗号化技術による強固なセキュリティ
- 安心できるサポートデスク体制
価格
無料プラン・トライアルあり
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BizPay
ペイジェントの提供会社の法人向け決済サービス「BizPay」の紹介です。少額でかつ多くの取引先へ請求できるため、工数削減に大きな効果を発揮します。「ペイジェント」同様エヌ・ティ・ティ・データと三菱UFJニコスの安定した経営基盤のもとで運営されています。
特徴
- 経理担当者の大幅な工数削減が可能
- 複数カード会社や他決済機関との契約・入金を一元化
- 他業種での料金請求・収納が可能
価格
要問合せ
MF KESSAI
「MF KESSAI」クラウド上で管理することで請求作業を効率化し、入金管理や与信管理などの機能も充実しています。組織のニーズにあった形で導入でき、業務をスムーズにします。
特徴
- 紙・電子媒体など組織に合った形で請求書作成可能
- スムーズな与信審査・与信管理が可能
- クラウド上での一括管理が可能
価格
基本料金
初期導入費用 ¥0
月額費用 ¥0
手数料 0.5~3.5%
オプション費用
請求書郵送費用 ¥190 / 通
まとめ
今回は決済代行サービスについて取り上げました。
それぞれのサービスの特徴を比較して、組織に合う形の決済代行サービスを導入しましょう。