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2021.02.12

ECサイトの作り方|構築ツールの比較・費用をわかりやすく紹介

最終更新日:

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ECサイト(ネットショップ)は近年多く利用されています。

総務省が平成27年に行った「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」によると、ネットショッピングを利用する人は全体で72.2%です。(出典:総務省 平成27年版 情報通信白書 インターネットショッピングの利用状況

このように多くの人がネットショッピングを利用しています。

最近では新型コロナウイルスの影響で外出自粛が促され実店舗に代わってネット上で買い物を済ませる人が増えたことや人手不足の影響により、今後ECサイトの利用率はさらに高まると予想されます。

そこでECサイトの構築を検討される人もいるのではないでしょうか。

今回はECサイトの作り方を紹介します。

ECサイトの作り方4つ〜ツールの特徴・費用を比較〜

ECサイトを作るにあたり、まずはECサイト構築の種類を理解しましょう。

ECサイトの作り方は大きく分けて4つあります。それぞれの特徴を説明し、具体的なツールとそのツールの特徴を紹介します。

それぞれのECサイトの作り方・ECサイト構築ツールの特徴から適合するツールを見つけましょう。

1.オープンソース型ECサイト

無償で利用できるソフトをカスタマイズする構築方法です。

オープンソース型ECサイト例:ECサイトの構築手段から選ぶなら「EC-CUBE」

特徴

  • EC構築パートナー・EC構築サイトクラウド版・EC構築サイトデータ版といったECサイトの構築方法から選べる
  • 無償のGPLライセンスと有償の商用ライセンスのどちらかを選択できる「デュアルライセンス方式」を採用しているためセキュリティが強化できる

構築方法

  • クラウド版はすぐに設定から始める
  • ダウンロード版は自社サーバーに無料インストールして利用

費用

  • クラウド版:月額7800円〜
  • 2週間の無料トライアルあり

2.パッケージ型ECサイト

開発されたECソフトを活用した構築方法です。
通販サイト作成用のアプリケーションソフトで、契約したレンタルサーバーにインストールして利用します。

パッケージ型ECサイト例:自分の店舗スタイルに合わせたECサイトパッケージから選ぶなら「SI Web Shopping」

特徴

  • 1店舗型・モール型・海外向けEC別にパッケージが用意されているため店舗型に合わせたECサイトが構築できる
  • 最新バージョンでは「PayPay決済」に標準対応

構築方法

テンプレートを選択して商品、決済方法などを設定

費用

お問い合わせ

3.フルスクラッチ型ECサイト

0からECサイトのシステム・デザインを開発する構築方法です。
0からECサイトを作り上げるため、最も自由にECサイトを作成できます。

フルスクラッチ型ECサイト例:商品の撮影から登録まで制作会社に依頼するなら「DS2.0」

特徴

商品撮影・商品登録・発送作業が依頼できるためECサイト構築未経験でも安心してECサイトが完成できる

構築方法

構築から運営までディレクターが代行

費用

お問い合わせ

4.ASP型ECサイト

ECサイト構築サービスを活用する構築方法です。初期費用が非常に安く済むことが特徴ですがデザインが制限されている場合があります。

ASP型ECサイト例:無料でECサイトが始められる「BASE」

特徴

  • 気に入ったテーマを選びカスタマイズするだけでECサイトが構築できる
  • HTMLでのデザイン編集も可能なためデザインの融通が利く
  • 700万人が利用するECアプリに出店できるため多くの顧客獲得が期待できる

構築方法

  • ショップのURL・メールアドレス・パスワードを入力し新規登録
  • BASE内のアプリや連携サービスを利用して商品を作成
  • 商品を登録しBASE上のアカウントで出品

費用

無料

EC構築ツールの選定ポイント

必要な機能が用意されているか

必要な機能をあらかじめ決めておき、構築されたECサイトに決済機能・受注管理・発注管理・メール配信などの機能が付いているか、充実されているかを選定しましょう。

ECサイト構築ツールによっては集客や販売促進、マーケティングや顧客満足度向上につながる機能を備えたものもあります。

ECサイトを作って運営できるだけでなく、売上向上につながる機能を兼ね備えたECサイト構築ツールもあるため、ECの運営にあたってどのような機能を必要とするのかを決めて選定しましょう。

継続できる費用か

ECサイトを新たに構築する企業は、ECサイトを作ると社内の予算や月々の運営費用に関わるため初期費用や月々の運営費をチェックする必要があります。

また、ECサイトは継続して利用するため継続して利用できそうな費用か選定時に考えましょう。

費用がかさみECサイト運営の継続が難しくなるのを避けるため、まずはECサイト運営にかけられるコストを決定しましょう。

フルスクラッチ型ECサイトでは1からECサイトを構築できるため融通が利きオリジナリティが出しやすい反面、ほかのECサイト構築方法と比較した場合費用がかさんでしまいます。

ECサイトを作るにあたって高額な費用がかけられない場合はオープンソース型ECサイトやASP型ECサイトをおすすめします。

ECサイトの構築で売上を向上しましょう

まずはECサイトを構築する目的や選定ポイントを決め、それに見合ったECサイト構築ツールでECサイトを作りましょう。

しかし、ECサイトを構築しただけでは売上が見込めないため組織の目的に見合ったECサイトを構築し、集客・宣伝して売上を向上しましょう。

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