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2021.05.07

【マーケ担当者必見】おすすめLPOツール6選 | CVRを上げクリック単価を下げる方法

最終更新日:

LPOとは

LPOとは、ランディングページ最適化もしくはコンバージョン最適化、コンバージョン率最適化をするCVR向上に向けたマーケティング施策です。

ここでのLP(ランディングページ)とは、商品の購入やサービスの申し込み、問い合わせや資料の請求などに導く目的で作成されたページのことを指します。

LPOツールでは、LPO施策を効率的に行う事ができ、LPの訪問者のユーザー属性を分析したり、複数のクリエイティブの効果を比較してテストする事ができます。

LPOが必要な理由

LPの課題は「離脱」

サイトの種類によって直帰率は異なりますが、一般的にLPの直帰率の目安は70~90%とされています。

LPには1つの導線しか引かれていない為、沿わない場合離脱される仕組みになっています。
その要因としてとあるLPOツールの調べによると、

  • リスティング広告文やバナーとコピーが合っていない
  • 知りたい情報がすぐに見つからない
  • 辿ってきたリンクテキストの文言と内容が異なる

これらが離脱の要因になるそうです。

また、フォームの複雑化によって離脱を引き起こしている場合もあります。ここに課題がある場合は、EFO施策を進める事をお勧めします。

離脱のデメリット

離脱が増えることで高価なクリック単価に繋がり、広告費やLPの製作費に対して効果が合わない事態が発生します。

そこで、LPO施策を通して既存顧客の分析を行い、ターゲットのニーズに沿ったLPに作り直す必要があります。

LPOツールを導入するメリット

LPOツールでできる事

顧客属性や行動履歴を分析し、自動で顧客側のニーズに合ったLPを作成します。

その過程として、ターゲットの条件に合わせて自由にコンテンツの差し替えができる機能や、最も高いコンバージョン率を達成するLPを見極めるA/Bテスト機能があります。

リード獲得単価が下がる

A/Bテストによりコンバージョン率の高いLPを作成する事で、リード獲得数が増え、かけた広告費に対する効果も高くなります。またツールを用いる事でLP修正にかける労力を一切かける必要がありません。

ただ効果が出るまで時間を要するので、即効性はないのがデメリットです。

LPO選定ポイント

必要な機能を検討する

基本機能のみ備えたものから多機能なものまで様々な種類があります。

そのため自社のLP改善に必要な機能が搭載されているか比較し、ニーズに合ったツールを選定することが大切です。

高機能なツールほどコストが割高になる傾向があるため、自社のLPに不要な機能が多く備えられていないかを確認しておくと良いでしょう。

料金

毎月一定の利用料金が発生する「月額制」と、PV数やクリック率に応じて変わる「従量制」の2つがあります。

ツールを導入したあとに発生した利益よりも運用コストのほうが上回るのであれば、別のツールを検討することも視野に入れましょう。

メンバーが使いやすいか

テンプレート化されていてどの社員でも直感的に操作しやすいものもあれば、HTML・CSSでの編集が可能でカスタマイズ性が高いものもあります。

どこまでの自由度・カスタマイズ性が必要か検討しましょう。

また、使用するメンバーが使いこなすことの出来るツールであるかも確認しましょう。

サポート機能

LP制作のスキル・知識を持つIT人材が社内にいないとなると、疑問点や不明点を解消するまでに時間がかかります。

操作方法やトラブル発生時のサポート制度、マニュアルが整っているかどうかも含めて検討しましょう。

おすすめLPOツール6選

制作コストは無料!手軽にテストできるGoogle オプティマイズ

Googleが提供するA/Bテストツールの無料版。
ツール上でLP内のデザイン編集が可能なので制作コストをかけずに手軽にテストをすることが可能。

機能

  • A/Bテスト
    • 一部の要素をAパターンやBパターンなど複数用意し、ランダムにユーザーに表示することで、どのパターンがより成果を最大化させることができるのか検証
  • リダイレクトテスト
    • 一部ではなくページ全体を比較要素として検証
  • 多変量テスト(MVT)
    • 成果を最大化させる要素(コピー、製品イメージ、ボタンなど)の組み合わせをテストする方法

料金

無料

700社以上の実績のあるDLPO

DMP、Web Analytics、タグ管理ツールなどの複数のマーケティングプラットフォームと連携。専門的な部分でのサポートができるようなカスタマーサポートの仕組みになっている。

機能

  • A/Bテスト
    • 一部の要素をAパターンやBパターンなど複数用意し、ランダムにユーザーに表示することで、どのパターンがより成果を最大化させることができるのか検証
  • 多変量テスト(MVT)
    • 成果を最大化させる要素(コピー、製品イメージ、ボタンなど)の組み合わせをテストする方法
  • パーソナライズ機能
    • 流入元、行動履歴、興味関心、性別年代等、様々な属性に応じたコンテンツを配信

料金

月額10万〜15万円

コンテンツの差し替えが簡単!即効性に長けたGyro-n LPO

ユーザーのアクセス元や条件に合わせてクリエイティブの表示を自由に切り替えられるので、効率的に効果を上げることが可能。

機能

  • A/Bテスト
    • 一部の要素をAパターンやBパターンなど複数用意し、ランダムにユーザーに表示することで、どのパターンがより成果を最大化させることができるのか検証
  • ターゲティング機能
    • ユーザーの条件に合わせて自由にコンテンツの差し替えが可能。

料金

  • 初期費用:別途見積もり
  • 月額費用:40,500円~/月

ランディングページの制作・分析・改善運用が手軽でスピーディCVX

制作から公開後の運用まで「ALL IN ONE」の機能が充実。ページ制作、A/Bテスト、ページ分析、クリエイティブ改善までCVR最適化(CRO)に必要なLPO機能を搭載。

機能

  • ランディングページの制作
    • 簡単操作でLPの作成から公開(デザイン・コーディングの専門知識がなくても◯)
  • 改善運用

料金

  • 初期費用:30,000円
  • 年間費:30万円〜

導入社数9,000社の実績を持つABテスト結果の信頼性があるOptimizely(オプティマイズリー)

制作から公開後の運用まで「ALL IN ONE」の機能が充実。ページ制作、A/Bテスト、ページ分析、クリエイティブ改善までCVR最適化(CRO)に必要なLPO機能を搭載。

機能

  • A/Bテスト
  • 多変量テスト
  • 複数ページテスト
  • トラフィックの割り当て
  • ターゲティング

料金

問い合わせ

競合より低価格で高機能、サポートを提供Visual Website Optimizer(ビジュアル ウェブ オプティマイザー)

年間500テストの運用ノウハウを持ち、世界6000社への導入実績を持つ。

機能

  • ABテスト
  • A/Bテストに役立つ解析機能
  • セグメント設定機能

料金

月額10万円〜

※「スタンダードプラン」と「サポートプラン」の2つのプランの用意

まとめ

以上「【マーケ担当者必見】おすすめLPOツール6選 | CVRを上げクリック単価を下げる方法」でした。

改善がみられるまでに時間は多少かかりますが、ツールを利用しPDCAサイクルを長期的に回してリード獲得単価を確実に下げ、売り上げをあげて行きましょう。

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