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電話で問合せや注文を受けることの多い業種の方で、電話もWeb広告と同じように計測したいと思ったことはないでしょうか?
コールトラッキング(電話効果測定)サービスを使うことで、入電から受注に至った数値などをWeb広告と同じように計測できます。
この記事ではコールトラッキングの導入メリットといった基礎知識から厳選コールトラッキングサービスまで初心者でもわかりやすく解説します。
目次
コールトラッキング(電話効果測定)とは?
コールトラッキング(電話効果測定)とは、電話というインターネット外で発生するユーザーの行動まで分析可能なアクセス解析のことです。
コールトラッキングサービスを利用することで、入電によるコンバージョン数(Webサイトにおける最終的な成果のことで、ECサイトの場合は商品購入がコンバージョンとなる)やお問い合わせ内容を把握でき、それぞれの広告の費用対効果が「見える化」されます。
【以下に当てはまる方はコールトラッキングがおすすめです!】
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【コールトラッキングの導入が多い業種】
不動産、学習塾、探偵、冠婚葬祭、病院、不用品回収、旅行、美容サロン、士業、求人、買取、飲食店、修理屋、保険、テレビ通販 |
コールトラッキングの導入メリット
ユーザーの生の声を取得できる
ユーザーが何を求めているのか、広告文のどの訴求に興味を示したのか、LP(ランディングページ)のどこを見て気になって電話してきたのかなど、管理画面上の数値を眺めているだけでは得られないユーザーの生の声を聞けます。
つまり、画面上の数字だけでなくユーザーの生の声という一次情報を取得することで、広告運用者はより深く仮説が立てられるようになります。
また、ユーザーの生の声をもとに新しい訴求を考えたり、自分たちが訴求している内容とユーザーが求めている内容に齟齬が生じないようブラッシュアップしたりと、さらに質の高い運用へつなげられます。
コールトラッキングサービスの選定ポイント4つ
①料金
コールトラッキングサービスは毎月の利用料に加えて、電話番号の追加や転送通話料金・録音料金などが発生します。
また、初期導入費用が必要な会社もあれば、0円で始められるサービスもあります。
料金は会社によって異なるため、事前にリサーチしておきましょう。予算と照らし合わせた料金のシミュレーションも大切です。
②電話CVキーワードの取得ができるか
入電に至ったCV(コンバージョン)キーワードの取得ができるコールトラッキングサービスを選べば、広告運用の最適化に活用できるため、電話CVキーワードの取得が可能かという観点からもコールトラッキングサービスを検討してみましょう。
③さまざまなツールと連携可能か
GoogleアナリティクスをはじめとするWebシステムと連携できるコールトラッキングサービスを選ぶことで、データ分析の「幅」が広がるだけでなく分析にかかる「工数」も削減できます。
例えば、CRM・広告出稿システム・Web解析ツールなど、さまざまなシステムと連携できるコールトラッキングサービスも存在します。
④サポート体制
コールトラッキングサービスの提供会社には、日本だけでなく海外の業者も多く存在します。
もし海外の業者を選んだ場合、設定で不明点が発生した際の問合せ対応が英語だったり、問合せの時間が日本時間の日中とずれてしまったり、ということが起こりえます。
そのため、サポート体制は24時間365日や、運用実績の多い企業が安心です。
【厳選】コールトラッキングサービス3つ
【無料ではじめられる】Call Data Bank
「Call Data Bank」は、電話からの問い合わせを可視化するだけでなく、集客まで考えて作られたコールトラッキングサービスです。
入電に至った検索キーワードの見える化、既存の電話番号の活用、番号表示や通話録音などの豊富な電話機能を備えています。また、業界最安値・連携ツールの豊富さも魅力です。
Callノート®
「Callノート®」は月間1,000万通話の規模も可能な高いインフラ技術で、大手企業・大手メディアも活用しているコールトラッキングサービスです。
転送機能・音声ガイダンス機能など基本的な機能のほかに、着信履歴をレポートにして確認できるレポート機能が付いています。
コール・インテリジェンス
「コール・インテリジェンス」は、効果測定用の電話番号発行数業界ナンバーワンのコールトラッキングサービスです。月額費用も比較的安く、API連携も可能です。
まとめ
この記事ではコールトラッキングの導入メリットといった基礎知識から厳選コールトラッキングサービスまで解説しました。
コールトラッキングサービスを活用して、広告の費用対効果アップを実現しましょう。