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様々な分野で活用されるようになった機械学習ですが、機械学習を勉強して、実際に使用できる人は少ないという現状があります。
誰に機械学習を学べば良いのか、どうやって学べば良いのか悩むことはありませんか?
そういった悩みを解決するために誕生した、機械学習を効率的に学べる「機械学習の勉強会」が存在します。
本記事では、機械学習の勉強会について、メリットや選び方、注目の勉強会について紹介します。
目次
機械学習の勉強会とは
機械学習の勉強会とは、機械学習を講義型で学べるセミナーのことです。
機械学習は、画像認識・音声認識・自然言語処理・予測など幅広い分野を可能にするため、機械学習を学ぶといっても、多くの学びが必要になります。
そのため、分野ごとに学びやすい環境を実現したのが、この機械学習勉強会です。
機械学習勉強会のメリット
機械学習勉強会のメリットは以下の3点です。
短期間に集中して学べる
メリットの1つ目は、短期間に集中して学べることです。
機械学習の勉強会は、1日の数時間で開催されるものがほとんどであるため、短期間のプログラムで行われます。しっかりと学ぶことができないと思われるかもしれませんが、機械学習のプロから学ぶことができるため、短期間で効率良く学びを深めることができます。
同じ目的を持つ人に出会える
メリットの2つ目は、同じ目的を持つ人に出会えることです。
機械学習の勉強会は、「機械学習を学びたい」または「機械学習を利用した職業に就きたい」という人が多く、同じ目的意識を持った人と交流を深めることもできます。
そのため、仮にセミナーの内容と、知りたい内容がずれていた場合でも、勉強会で出会った人と助け合うことができるでしょう。
学びたいテーマを学べる
メリットの3つ目は、学びたいテーマを学べることです。
勉強会によってハッキリと学ぶテーマが定められているため、自身の学びたいことだけを勉強会でしっかりと学ぶことができます。また、勉強会は短期間であるため、テーマを見ながら日や週ごとに順序だてて、効率的に学ぶことが可能です。前もってどのようなテーマを学ぶのかも一目で分かるため、誤って同じ内容を学んでしまう心配もありません。
機械学習勉強会の選び方
機械学習勉強会の選び方は以下の4点です。
以下で解説していきます。
学びたい内容に合わせる
選び方の1つ目は、学びたい内容に合わせることです。
メリットでも挙げたように、勉強会では学ぶテーマがハッキリと提示されているため、自身の学びたい内容に合わせて選ぶことをおすすめします。
学びたい内容に合わせることで、効率良く学ぶことが可能である上に、誤って同じ内容を学ぶことも防げます。また、機械学習は幅が広い分野であるため、将来就きたい職種や獲得したい資格に合わせて、学びたい内容に合わせると良いでしょう。
開催場所で決める
選び方の2つ目は、開催場所で決めることです。
現在の開催はオンラインで行われる場合が多いですが、勉強会によっては様々な地域で開催されます。そのため、自身が行きやすい場所を選択する必要があるでしょう。
また、受講する勉強会が2つ以上あり、期間が近い場合は特に開催場所に注意しなければ、受講できない可能性も出てきてしまいます。
料金で決める
選び方の3つ目は、料金で決めることです。
勉強会には、無料のもの有料のものまであるため、自身の予算に合わせて決めましょう。
有料の中でも少額から高額なものもあるので、他の選び方と重ね合わせて決断してみてはいかがでしょうか。
また、無料であっても実際に会場に行く場合は別途、交通費がかかることに注意しましょう。
講師で決める
選び方の4つ目は、講師で決めることです。
勉強会では、様々な企業や今の時代を活躍する人が講師となります。
そのため、自身が尊敬している人や興味のある人を探して勉強会を選択しても良いでしょう。
中には無名の講師もいるので、信頼性の高い有名な企業や人物で選ぶのも1つの方法です。
2022年度注目する機械学習勉強会一覧
AIエンジニア育成プログラム
【AIエンジニア育成プログラム JDLA「E資格」取得を目指す!機械学習&ディープラーニング】は、日本ディープラーニング協会認定プログラムであるzero to one「機械学習」「ディープラーニング」「E資格パッケージ」のセットを完全オンライン形式・無料で受講できる勉強会です。
数学、プログラミングに関するフォローアップ講座やローカルサポートなどの特別パッケージで、JDLA「E資格」取得とその後のAI活用ができる人材育成を目指しています。
合計70時間〜120時間かけて、AIエンジニアの基礎を固めることができるため、注目されています。
NTTデータM1-1チーム 「顧客接点を繋ぎ合わせる全網羅開発」
【モビリティ業界に新しい顧客体験を次々と——NTTデータが技術リソースを結集させた「顧客接点を繋ぎ合わせる全網羅開発」に迫る ー多様なテクノロジーを駆使し難題を実現していくチームM1-1とはー】は、株式会社NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 モビリティエクスペリエンス開発担当の3名が登壇する勉強会です。
無料で実際に企業で活躍する方々のお話を聞くことが魅力的で、顧客体験設計からバックエンド開発までのプロジェクトマネジメントについて勉強することができます。
実際に活用と成果につながるAI
【作るだけの「なんちゃってAI」から実際に活用と成果につながるAIとは ーAIブームの裏側で着実に成果をあげるNECチームの最新事例ー】は、日本電気株式会社 AIアナリティクス事業部の方が登壇し、AIブームの裏側で着実に成果をあげるNECの最新事例について語ります。
データサイエンティストやデータエンジニアを対象とし、実際に活用と成果を求める人が受講する勉強会です。こちらも無料・オンラインで手軽に受講することができます。
まとめ
多くの場面で活用されるようになった機械学習ですが、まだまだ機械学習を活用できる人は少ないため、様々な現場で人手不足が起きています。そのため、将来、機械学習を利用した職種に就きたいと考えている人や現時点で機械学習に興味がある人は、勉強会を受講することで自身の役に立つときが来るはずです。あなたのペースで学んでみてください。