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2023.09.19

Meta、研究・商用利用可なコード生成特化型 AI「Code Llama」を公開

最終更新日:

FacebookやInstagram等大手SNSを運営するMetaが、8月24日(現地時間)、7月に発表したLLM(大規模言語モデル)の「Llama 2」内に構築したコーディングツール「Code Llama」のリリースを発表した。

月間アクティブユーザー数が7億人以下の場合は無償で商用利用することが可能となっている。新設された専用のサイトに氏名やメールアドレスなど個人情報を登録し、利用規約に同意すればダウンロードすることができる。

Python、C++、Java、PHP、Typescript(Javascript)、C#、Bashなど、現在使用されている一般的なプログラミング言語の多くに対応が可能。自然言語による指示に従ってコードを生成することが出来るほか、入力したコードを完成させ、デバッグする機能も備えているとMetaは述べている。

Code Llamaは最大10万トークンと非常に長い文脈で安定した生成を提供するため、ユーザーは自分のコードベースからより多くの文脈を提供できる。

また、大規模なコードのデバッグ作業にも対応可能だ。

Code Llamaはパラメータ数が70億、130億、340億の3つのサイズでリリースされている。各モデルは5000億トークンのコードとコード関連データでトレーニングされているため、7Bモデルは1つのGPUでリアルタイム処理できるほど軽量になっている一方、34Bモデルはより精度の高い結果を作り出し、よりよいコーディング支援を可能にするなど用途ごとに使い分けることが可能である。

Metaは、「Code Llama は、研究機関、オープンソースプロジェクト、NGO団体、企業など、あらゆる分野のソフトウェアエンジニアをサポートするように設計されているが、まだサポートすべきユースケースはたくさんある」とコメントしている。

コード生成AIを巡っては、Microsoft傘下の米GitHub(ギットハブ)が2022年6月に「GitHub Copilot」をリリース。Amazon傘下のAmazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)も「Amazon CodeWhisperer」を2023年4月に開始した。同じく世界的IT企業Google(グーグル)も同様に「Codey」などのコード生成AIサービスを開発している。

上述の三社に加えてMetaが今回、Code Llamaをリリースしたことでコード生成AIにおける大手IT企業同士の競争が一層加速していくだろう。

 

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