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2017.05.18

ゼロからPython塾 第3回【Chapter2】とりあえずなんかやってみよう

最終更新日:

こんにちは、佐野です。

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前回(第2回)の記事はこちら。まだ読んでない人はぜひ!

みなさんお待ちかね、本日は実際にATOMになんか書いてみようの回です。前回は手を動かすといいつつも、ダウンロードとインストールだけで終わってしまったので、実際のプログラミングと言えるのは今回からになりますね。

では早速やっていきましょう!プログラミングといいつつも、ものすごく簡単なことから始めるので、心配は要りませんよ!

 目次 

【Chapter2】とりあえずなんかやってみよう

フォルダを作ろう
Python設定

名前の変更
やっとこさプログラム(計算)

 

ATOMでPythonを使うために

前回は、インストールしたところまでだったので、今回はその仕上げです。すぐ終わりますので、ちゃちゃっとやっちゃいましょう!

フォルダを作ろう

これからどんどんプログラムを書きますね!そのテキストをこの作ったフォルダに保存していきます。ここにたくさんのプログラムを保存できるように頑張りましょう。

①デスクトップの何もないところで右クリック。


②「新規作成」をクリックし、「フォルダー」をクリック。


③デスクトップに「新しいフォルダー」作られます。


④せっかくなので名前を変えましょう。「Python」にします。

これでフォルダは完成です。次はこのフォルダにプログラムを保存できるようにしましょう。

ATOMでPython設定

①ATOMを開きます。


②左上の「ファイル」をクリックして「プロジェクトフォルダを追加」をクリック。


③「デスクトップ」にある、先ほど作った「python」のフォルダをクリックして、「フォルダーの選択」をクリック。


④下の画面のように、「Desktop」の中に「python」フォルダがあれば完成です。その下にある「desktop.ini」は無視しても構いません。

⑤再び左上の「ファイル」をクリック。そして「新規ファイル」をクリック。


⑥新規ファイルの「untitled」が作られたら、右下の「Plain Text」をクリック。


⑦「python」と入力するとPythonと表示されるので、それをクリック。


⑧右下の表示が「Python」となってればOK。

これでやっとATOMでPythonプログラミングができるようになりました。大変お待たせいたしました。次からはプログラミングです。気を引き締めていきますよ!

Let’s かんたんプログラミング

いよいよですね、今までの前置きが長すぎてごめんなさい。

「プログラミングをしようと言っても、何にも知らないし、何すればいいんだ」という人がほとんどだと思いますが、まあ難しいこと考えずに、簡単な計算でもしてみましょう。

計算なので、分かりやすいようにuntitledの名前をcalculationに変更しましょう。

名前の変更

①まず先ほどと同じように左上の「ファイル」をクリック。その中の「保存」をクリック。


②以下のような画面が出てくるので、ファイル名のところを「caluculation.py」に変更。その下のファイルの種類も「すべてのファイル(All Files)」に変更する。そして保存をクリック。


③するとuntitledから名前が変わってcaluculation.pyになったはずです。これで完了。


.pyを忘れずに

.pyは拡張子と呼ばれるものです。よく写真を保存するときに、写真の名前のあとに.pngとか.jpegとか見たことあると思います。その仲間です。○○○○.pyはPythonだからという単純な理由です。Cプログラミングなら○○○○.c、Javaプログラミングなら○○○○.javaという拡張子がつきます。

このように、これから各プログラムの名前を変更することは普通なので、この手順は覚えておきましょう!

やっとこさプログラム(計算)

さて本番。caluculation.pyのファイルに以下のようにテキストをATOMに打ち込んでみてください。

print(3+7)

打ち込んだら「Alt+R」を押してみてください。これで今書いたプログラムが実行されて結果が出てきます。以下のような画面になるはずです。

結果画面に「10」と出てきたと思います。これは何でしょう。分かりましたか?先ほど打ち込んだ「3+7」の計算結果ですね。


プログラムの実行は「Alt+R」

Chapter1でatom-runnerというパッケージをインストールしましたよね。こんな簡単に実行できるのは、このパッケージのおかげです。

今日は「なんで?」という疑問は置いといて、とりあえず打ち込んで実行してみましょうというのがテーマなので、解説は次回楽しみにしていてください。

次は掛け算でもしてみましょう。

print(3+7)
print(3*7)
10
21

という実行結果が出てきましたね。2つの計算もできるのです。すごいですね。もっとやってみますか。

print(3+7)
print(3*7)
print(3-7)
print(3/7)
10
21
-4
0.42857142857142855

小数もマイナスにも対応です。もう少し複雑にしてみましょう。

print(1+2+3*4-5)
12

小学校の時習ったルールと同じです。掛け算割り算が先に行われ、足し算引き算はそのあとに行われます。

print((1+2+3)*4-5)
19

カッコの中にもカッコが使えます。そこら辺は算数のルールですね。

今日はとりあえず打ってみようということだったので、これで終わりにしましょう。先ほどの手順で、保存したら終了です。面倒だったら「Ctrl+S」で保存できます。便利なので、覚えておきましょう。


保存したいときは「Ctrl+S」!

 
いかがだったでしょうか。今日は初めてテキストエディタに打ち込んでみましたね。そんなに難しいことはしてないので、あんまりプログラミング感がなく、ピンとこなかったかもしれませんが、次回からはもっとしっかりじっくり、今日出てきたprint(○○)の解説もしたいと思います。お楽しみに!

※私はWindows派なので、この記事の通り進めていくとMacを使っている方はうまくいかないことがあるかもしれません。が、お許しください。もしご要望があれば、頑張って対応していきたいと思います。ちなみに私はDELLのXPS13、Windows10でやっています。
※記事を読んでいて「おかしいぞ?」とかプログラミングをして「実行してもエラーだぞ?」などあったら遠慮なく以下のメッセージから教えてください。お願いします!その他疑問も受け付けております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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次の回(第4回)を公開しました、このまま次へGO!

ではまた!!!

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