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LINEはAIアシスタント「Clova」にスマートディスプレイを搭載した、「Clova Desk」を3月19日より販売開始します。価格は27,540円(税込)で、Line Clova公式サイトにて購入可能。
Clovaデバイスは、「Clova Wave」をはじめ、「Clova Friends」や「Clova Friends mini」を展開しています。
公式サイトはこちら Clova Desk 公式サイト
今回は「Clova Desk」をいち早く体験してきました、その内容を紹介します。
1. ディスプレイを搭載したClova Desk
これまでのClovaデバイスは音声によって、LINEのメッセージを確認したり、通話をすることができました。ディスプレイとカメラを搭載したClova Deskは、写真やスタンプも含めたメッセージの送信・確認が可能となっています。
また、従来のClovaデバイスではできなかったビデオ通話にも対応しています。
Clova Deskは赤外線機能を標準で搭載しており、家の中のIoTに対応していない家電も赤外線リモコンとして学習・操作をすることができます。
「ねぇ Clova、テレビをつけて」と言い、テレビの電源をつける LINE 中村氏
2. Clova Deskのスペック
Clova Deskの詳細なスペックは以下の表の通り。
※仕様は変更となる可能性があります。
製品名 | Clova Desk (クローバデスク) |
サイズ | 181.0mm × 104.5mm × 173.0mm |
本体重量 | 915g (w/o Package) |
メモリ | 2GB (×32) LPDDR3, 16GB eMMC(×8) Flash |
ワイヤレス | WiFi IEEE802.11 a/b/g/n/ac, 2.4GHz/5Ghz Support Bluetooth 4.2(A2DP, AVRDCP, SPP) |
バッテリー | 3000mAh / 3.7V 内蔵バッテリー |
カメラ | 5 メガピクセル |
画面 | 7 インチ WSVGA (1024 × 600) タッチ付き |
スピーカー | 20W (Full-Range SpeakerX2) |
IR(赤外線機能) | 搭載 (送受信機1, 送信機2) |
マイク | Analog 2 inner MIC |
電源 | 9V / 3A DCジャック |
対応OS | Android 4.4以上 / iOS 10以上 |
対応言語 | 日本語 |
カラー | ホワイト / ブラック |
販売価格 | 27,540 円 (税込) |
3. Clova Deskを実際に体験
Clovaは 「ねぇ、Clova」と話しかけて、音楽をかけたり、アラームをセットします。
タッチ可能なディスプレイを搭載しているので、音声だけでなく、タッチ操作にも対応しています。
ホーム画面
標準として表示されるホーム画面は、天気や日時、カレンダーに登録されている予定を一目で確認することができます。
写真 / 動画
写真機能では前面に搭載したカメラによって、自撮りを行うことができます。
また、機能としてフィルターや顔にウサミミなどつけることができ、LINEっぽさがありますね。「ねぇ Clova 写真を撮って」などと話しかけることで写真を撮ることができます。
音楽
音楽再生では「LINE MUSIC」から再生することができます。
ディスプレイには、曲名やアーティスト名、ジャケット写真が表示され、曲の歌詞なども表示することが出来ます。
動画視聴
無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV」と連携し、ニュースやアニメなどを視聴することができます。
料理
料理コミュニティサービスの「cookpad」と連携し、料理のレシピを検索、表示することができます。
料理中にスマホなどの端末を操作することが困難な場合でも、音声操作によってレシピの材料や手順を確認することできます。
4. まとめ
今回紹介した機能の他にもClova Deskはたくさんの機能を搭載しています。
ディスプレイを搭載したことにより、これまでのスマートスピーカーにはない機能を幅広く提供することができるようになりました。
Clovaの私たちの生活を便利にする機能は今後も増えていくと思われます。