データを事業に活用したい全ての企業にAI (人工知能)やコンサルティング受託分析等で企業のデータ活用を支援するDATUM STUDIO株式会社が、Microsoftチャットボット専用の類義語辞書自動作成ツール 『D-Syno』(デーシノ) をリリースしたと発表しました。
『D-Syno』はMicrosoft チャットボット(Azure Bot Service)専用の類義語辞書自動作成ツール。
既存のチャットボットツールは、共通の課題として、Q&Aの継続追加、メンテナンス、類義語辞書の作成が発生します。たとえば不動産鑑定評価書の類義語として「アプレイザル (不動産鑑定
評価書と同義)」という単語を登録していない場合、片方の言葉での質問には回答可能ですが、もう一つの質問には回答が返せないというような事象が発生します。
日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」のサービスである既存のコンテンツから質問と回答をすばやく抽出できるQnA Makerを使い、QnA Makerに登録された質問文、回答文を『D-Syno』にアップロードするだけで、専門用語処理をした単語一覧、類義語を出力します。
『D-Syno』から出力された類義語をQnA Makerに登録することで、チャットボットの回答率、回答精度が急激に改善し、回答は存在するにも関わらず、質問に回答できないというような現象を回避する事でお客様の満足度を改善する効果があるとしています。
■AI専門メディア AINOW編集長 ■カメラマン ■Twitterでも発信しています。@ozaken_AI ■AINOWのTwitterもぜひ! @ainow_AI ┃
AIが人間と共存していく社会を作りたい。活用の視点でAIの情報を発信します。