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テレワークをする中で、課題があると感じた企業は少なくありません。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが実施した「テレワークの労務管理等に関する
実態調査(速報版)」のによると、テレワーク(在宅勤務)課題があると感じた企業がほとんどでした。
今回は、テレワークで企業が抱える代表的な課題を解決するシステムを紹介します。
目次
テレワークでコミュニケーションを取れるシステム
テレワークで企業が抱える課題において「できる業務が限られる」次に多い課題が、「コミュニケーションが取りづらい」ことです。
このような課題を解決するサービスが、社内コミュニケーションツールです。
社内コミュニケーションツールとは、社員同士の意思疎通や情報交換をオンライン上で行うツールです。
社内コミュニケーションツールは電話やメールなど従来のコミュニケーションツールと比べて簡単かつスピーディーに情報共有できます。
Chatwork
特徴
- 導入実績29万社を突破し、メール・電話・会議・訪問など仕事で必要なコミュニケーションをより効率的にするビジネスチャット
- 社内の活用だけでなく、社外メンバーが関わる仕事でも情報共有をスムーズにできる
- 大企業や官公庁も導入できるセキュリティ水準で、安全な情報管理を用意
価格
- フリー:1 ユーザーあたり ¥0
- パーソナル:1 ユーザーあたり ¥400
- ビジネス:1 ユーザーあたり ¥500
- エンタープライズ:1 ユーザーあたり ¥800
FieldPlus
特徴
- スマートフォンやタブレット端末から業務報告ができるクラウド型の業務報告システム
- 管理者が業務に合わせて自由にテンプレートを作成できるため、商談報告や進捗報告からテレワークの日報報告まで幅広く活用できる
- 初期費用0円、1ID500円から専用サーバーや端末の準備なしで始められる
価格
- ライセンス利用料:1ユーザーあたり500円+税/月
- サーバー利用料:ディスク容量1GBまで5,000円+税/月
GoQme
特徴
- ログインやユーザー登録不要ですぐに会議や商談が開始できる
- 同時に最大5拠点から接続可能
- 無料で利用できるフリープランあり
価格
- フリー:¥0
- プロ:¥9,800
テレワークでペーパーレス化できるシステム
テレワーク企業が抱える課題で3つ目に多いものが、「紙の書類・資料が電子化されていない」ことです。
そのような課題を解決するサービスが、オンラインストレージサービスです。
オンラインストレージサービスとは、インターネット上にファイルを保管してデータを1カ所に集約するサービスです。
ストレージを利用すれば、データをインターネット上に保管して他の社員と共有できます。
GigaCCASP
特徴
- 超高速大容量データ転送できる企業間ファイル転送・共有サービス
- スモールスタートから大規模運用まで、幅広い要望に対応可能
- 柔軟なアクセス権管理や大規模運用にも対応する権限移譲、モバイルアプリにおける保持期間設定や端末制限で、社外との安全なファイル共有を実現
価格
- Standardプラン:1GB/10ID ¥12,000
- Advancedプラン:1GB/10ID ¥12,000
- Premiumプラン:1GB/10ID ¥12,000
eTra COLLABO
特徴
- 直感的な操作ができるため自社/取引先の幅広いユーザーが使える
- ファイル共有+フォルダーチャット機能で資料・情報の共有だけでなくコミュニケーションの活性化も実現
- 自動削除機能で、不要なファイルを自動的に検知して削除するため与えられた容量を最大限有効活用できる
価格
- オンプレミス版
ライセンス:2,000,000円/サーバー
導入設定:500,000円/サーバー
年間サポート:400,000円/サーバー・年 - クラウド版
32,000円/月+ディスク使用料
テレワークでのシステム選定ポイント
オンプレミス型かクラウド型か
多くのシステムに、オンプレミス型とクラウド型の二種類があります。
テレワークで新しいシステムを導入する際は、クラウド版がおすすめです。
・オンプレミス型
サーバやネットワーク機器などを購入やリースして自社の内に設置し運用していく形式です。
社内の環境に合わせてカスタマイズできるため、システム同士の連携が取りやすいですが、クラウド型に比べて比較的高い料金のため注意が必要です。
・クラウド型
インターネット経由でサービスを利用できる形式です。
導入費用が安く、ネット環境やパソコンさえあれば導入できます。
クラウド版であれば、社外に持ち出されたパソコンでも個人パソコンでも遠隔管理できます。その上、サーバーが不要なためで手軽に導入できます。
まとめ
今回はテレワークにおける代表的な課題と、それらを解決するシステムを紹介しました。
ぜひ導入してより働きやすいテレワーク環境を実現してください。