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リモートアクセスソフトには、接続先や提供形態などソフトによってさまざまな特徴があり、導入時は自社に適切なソフトを選ぶ必要があります。
今回は、リモートアクセスソフトを選ぶ時のポイントやおすすめソフトを比較します。
目次
リモートアクセスソフトとは
リモートアクセスソフトとは、社内のネットワークやパソコンと遠隔地のデバイスをネットワークを経由してつなぐソフトです。
自宅や出張先からでも自分のパソコンを使って社内業務ができます。
リモートアクセスソフトの選定ポイント
接続先
- サーバーアクセス型
サーバーアクセス型とは、社外から社内システムに直接アクセスするタイプのリモートアクセスソフトです。
社内で使っているパソコンをそのまま社外から使う場合に適しています。
- クライアントアクセス型
クライアントアクセス型とは、端末がサーバにアクセスできる権利を端末ごとに直接付与するタイプのリモートアクセスソフトです。
社内に固定のパソコンがあり、台数が少ない場合に適しています。
セキュリティ対策
社外から社内のネットワークに接続できれば便利ですが、同時に情報漏洩の可能性があります。
リモートアクセスソフトの中には、データが社外の端末に残らない仕様になっているのものあります。
自宅用PCで仕事してデータがその端末に残ったままの場合、そこから誤ってデータが流出する恐れがあります。
そのような問題を事前に防ぐために、しっかりセキュリティ対策されているリモートアクセスソフトを選びましょう。
また、アクセス時に2段階認証やワンタイムパスワードを組み込んでいるシステムもあり、より安全なリモートアクセスを実現します。
提供形態
リモートアクセスソフトには、オンプレミス型とクラウド型の二種類があります。
テレワークでリモートアクセスソフトを導入する際は、クラウド型がおすすめです。
- オンプレミス型
サーバやネットワーク機器などの購入やリースをして、自社内に設置し運用していく形式です。
社内の環境に合わせてカスタマイズできるため、システム同士の連携が取りやすいですが、クラウド型に比べて高い料金のため注意が必要です。
- クラウド型
インターネット経由でサービスを利用できる形式です。
導入費用が安く、ネット環境やパソコンさえあれば導入できます。
クラウド版であれば、社外に持ち出されたパソコンや個人パソコンでも遠隔管理できます。その上、サーバーが不要なため手軽に導入できます。
おすすめリモートアクセスソフト徹底比較!
特徴
- 導入実績700社26万ユーザーを誇るモバイル向けテレワークプラットフォーム
- データを端末に残さない高セキュアシステム
- マルチデバイス対応
価格
- 要問合せ
RemoteOn
特徴
- 画面転送法方式のクラウドリモートアクセスサービス
- 接続先である社内PCや社内ファイルサーバーから接続元PCへのファイルのダウンロードやコピーを禁止しているため、情報漏えいを防止
- ホスト(接続先)とビューアー(接続元)のアプリをそれぞれのPCにインストールして共通のライセンスキーとパスワードを登録するだけの簡単登録
価格
- 初期費用:¥2,000(税別)/ 1社あたり
- 利用料:年額 ¥7,200(税別)/ 1ライセンス
Zoho Assist
特徴
- 無料ではじめるWebベースのリモートサポートツール
- システムエンジニアがリモートコンピュータにいつでもアクセスできるためトラブル解決までの時間を短縮化して優れたサービスの提供を実現
価格
- リモートアクセス
スタンダード: ¥1,000 1人の技術者/月額(年間払い)
プロフェッショナル: ¥1,500 1人の技術者/月額(年間払い)
エンタープライズ:¥2,520 1人の技術者/月額(年間払い) - 無人アクセス
スタンダード: ¥1,000
25台の無人コンピューター/月額(年間払い)
プロフェッショナル: ¥1,500
25台の無人コンピューター/月額(年間払い)
Splashtop for CACHATTOクラウドパック
特徴
- スマートフォンで二次元コードを読み込むだけで「便利に」「安全に」テレワークを開始できる
- 高速画面転送で日常の利用でストレスのない効率的な作業を実現
- 30日間の無料お試しあり
価格
- 年間利用料(10ユーザー含む): ¥270,000(税抜)
- 追加ユーザー 年間利用料(10ユーザー単位): ¥150,000(税抜)
まとめ
今回はリモートアクセスソフトの選定ポイントやおすすめソフトの比較を紹介しました。
リモートアクセスソフトを導入する時はさまざまなソフトを比べて自社に適切なソフトを選んでください。