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2021.04.05

【3分で理解できる】リモートアクセスとは?セキュリティについても解説!

最終更新日:

リモートアクセス セキュリティ アイキャッチ

現状日本に限らず、世界では新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

そういった情勢下でリモートワークを多くの企業が導入しています。

この記事では、「リモートアクセスとは何か?」「リモートアクセスのメリット」「リモートアクセスのセキュリティ面」についてご紹介します。

リモートアクセスとは?

リモートアクセスとは、自宅や出張先の遠隔地のパソコンやタブレットからオフィス内の社用のパソコンや社内ネットワークに接続することを言います。

リモートアクセスを活用することで、出社する必要がなくなり働く場所に縛られることなく個人個人にあった柔軟な形で勤務できます。

リモートアクセスの導入メリット

場所の縛りがなくなる

リモートアクセスを利用することで、働く場所の縛りがなくなります。

自宅だけに限らず、カフェやサテライトオフィス・コワーキングスペースなどあらゆる場所での勤務ができます。

また毎朝、満員電車を乗り継いで出社する必要がなくなります。

そのほか勤務場所の縛りがなくなることで、地震や台風・大雪などの自然災害が発生した場合でも、リモートアクセスの利用で事業を継続できます。

通勤時間を削減できる

リモートアクセスを活用することで、通勤時間を削減できます。

また企業側としても、通勤の必要がなくなり交通費の削減も見込めるため、諸費用の削減にも繋がります。

環境汚染・の緩和・低減

業務外のメリットとして、交通渋滞の緩和・低減や、今日では新型コロナウイルスの蔓延を抑えられます。

リモートアクセスに潜む
セキュリティリスク

社用ネットワークへの不正アクセス

社用ネットワークのセキュリティが弱いと不正アクセスされてしまう可能性があります。

リモートアクセスを使う際は、多くの場合、社用のメールアドレスをIDとして設定しています。またリモートワークを自宅で行う際、多くの場合社用のパソコンを自宅のローカルネットワークに接続します。

そのため、自宅のローカルネットワークに不正アクセスできればその端末を操り、社内のネットワークに接続することができます。

機密データの改ざん

不正アクセスをされた際の被害として最も代表的なものが「データの改ざん」です。

もし社用サーバーやwebサーバーに侵入され、データを改ざんされてしまうと、普段の業務に支障が出るだけでなく、ホームページなど企業サイトの情報を改ざんされる可能性もあります。

改ざんされ誤った情報が公開・流出することでデータの完全性や信憑性が失われることで企業としての信頼も損失してしまいます。

データの盗み見・盗聴

不正アクセスを許してしまった際に、データが抜き取られることを「盗聴」といいます。

「社用ネットワークへの不正アクセス」の部分でも取り上げたように、リモートアクセスを行うと社内ネットワークに侵入される恐れがあります。

侵入した際に、使用しているネットワークにモニタリングソフトを設置することで、簡単にネットワーク上で行き来するデータの内容を取得することができます。

盗み見・盗聴ができないような通信環境を構築し、重要な情報が流出しないようにしましょう。

第三者による悪質な利用・なりすまし

「第三者のなりすまし」もリモートアクセスで起こりうる代表的なトラブルです。ユーザーになりすまし、社内の情報を盗み見ます。

基本的な原因として、ウイルス感染や不正アクセスによるIDとパスワードの流出があげられます。

定期的にパスワードを変更することを促し、万が一に備えてログの監視ツールを導入しましょう。

リモートアクセスをする際の
セキュリティのチェックポイント

VPNを利用しているか

リモート環境を構築する際に利用するサービスとして、RAS(リモートアクセスサービス)とVPNがあります。

RAS(リモートアクセスサービス)は、社外のデバイスから社内にあるパソコンやシステムを遠隔操作できるサービスです。

対してVPNとはインターネット上に仮想の専用線を構築し、特定の人のみが利用できるプライベートネットワークのことです。

VPNは独自の専用回線を利用するため、関係者以外の立ち入りを制限することができます。そのためRASよりもセキュリティが強固です。

アクセスポリシー・ユーザーの設定がしっかりできているか

リモートアクセスを利用する際、セキュリティの基本方針である「セキュリティポリシー」と「アクセスできるユーザー」の設定がしっかりとできているかを確認する必要があります。

セキュリティポリシーを設定し、社員一人ひとりのセキュリティ意識を向上させましょう。

またユーザーの設定をしっかりと行い、アクセス権限の付与を慎重に行いましょう。

ログの管理の徹底

リモートアクセス中にトラブルが起きた際、対応をスムーズに行うためにもログ管理(履歴管理)を徹底して行いましょう。

ログ管理を徹底して行うことで、セキュリティ対策がより強固なものになります。

おすすめリモートアクセスツール

moconavi

リモートアクセスを安全に利用できるサービス「moconavi」のご紹介です。デバイス上にデータを残さいため、ワイプやロックなどをする必要がありません。Webアプリやブラウザアプリではなく各OSごとのアプリであるため、視認性・操作性に優れています。

特徴

  • マルチデバイス対応
  • 外出先でもオフィスにいるかのように快適に仕事を進められる
  • 末にデータを保存しないため高セキュリティで高い安全性

価格

無料トライアルあり
価格は要問合せ

Splashtop for CACHATTOクラウドパック

リモートアクセスツールシェアNo.1の「Splashtop for CACHATTOクラウドパック」のご紹介です。多言語に対応しているため国外の拠点でもに利用できます。

特徴

  • 三次元コードの利用で「簡単に」「便利に」「安全に」テレワークを開始できる
  • 画面転送がスムーズで効率的な作業を実現

価格

年間利用料(10ユーザー含む): ¥270,000(税抜)
追加ユーザー 年間利用料(10ユーザー単位): ¥150,000(税抜)

まとめ

今回はリモートアクセスをはじめる時に、懸念されるセキュリティリスクと対策ポイントについて取り上げました。

今回の記事を参考に安全で快適なリモートアクセス環境を整備しましょう。

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