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2016.02.19

AIを学びたい学生に朗報。東大生が仕掛ける[AI_COMMUNE]とは。

最終更新日:

AIを学習する学生さんに朗報。

AIのニュースが毎日のように報じられるようになって、AIの学習をしたい学生さんが増えています。事実、このAINOWのアクセスの中にも結構な割合の学生さんがいらっしゃいます。

わたくし、ライターおしんは採用担当も兼ねるのですが、学生さんが悩みに上げるのが「AI系の研究室に入ってないので」「実務に生きる内容をどう学んでいいかわからない」「実際のデータを扱ってみたい」ということ。確かに研究室にいないとそもそも難しそうだし、研究室とかだと、基礎は学べても実データを扱うのは難しそう…

そんな悩みを解決するコミュニュティ「AI_COMMUNE」を仕掛け人に教えてもらったので、みなさんにもシェアします!

東大生ベンチャー「TECH_SALON」が仕掛ける「AI_COMMUNE」

「AI_COMMUNE」を仕掛けるのは話題の東大生ベンチャー「PLANISTA」の技術者コミュニュティ「TECH_SALON」。彼は彼らのミッションを「ファーストキャリアを技術職として歩んでいきたい学生のためのスキルアップ・キャリアアップの機会を提供していくこと」と語ります。そんな中、実務に生きるAI開発の学びをテーマに始まったのが「AI_COMMUNE」です。

キャプチャ

「AI_COMMUNE」とは。

AI_COMMUNEは「機械学習やデータサイエンスを実際に実務で使うための経験と知識を、企業やコンテストの課題を解くことによって学んでいく場」だそうで、

実際に「企業や教育機関などから実際の実務で使用をするデータを頂き、それをチームで解析することを通じた学習によって、AI系の研究室に属していない限り学ぶことが難しい学生に対してその学びの機会を提供します」とのこと。

つまり企業と学生さんを繋いで、実務の中で学びを得ていくわけですね。彼らによるとその特徴は3つ。

1、AI勉強会の開催
技術やデータの扱い方を学べる勉強会を、企業や教育機関とのコラボを通じて多数開催。独学では学びきれない部分を、経験のある人から直接学べる機会を用意します。

2、リアルな課題の解決
世の中の問題や課題に対して、企業や機関から頂いたデータを用いて解析を行いそれに対する解決策を提示していきます。より実務に即した実践的な内容の学習の場の提供を行います。

3、コンテストへの出場
Kaggleを中心とした、データ解析系のコンペティションにチームとして参加し結果を残していく。その過程で機械学習や解析の技術を身につけていく。

いいなー。私も学生だったら参加したい…

参加条件はPython、R、SQL、高校数学。

とは言え、「データ解析の一連の流れをチームを作り協力して進める」とのことで実際の実務と同じわけで、幾つか参加には条件があります。

Python(scikit-learnなどの使用経験があるとなお可) or R
・簡単なSQL文
・基本的な数学の知識(高校理系数学卒業レベル)

うむ。理系大学生で情報系ならイケるかもしれない。3ヶ月勉強すればイケるぐらいだろうか。

・機械学習の技術があって、実務を経験したい人
・機械学習の技術があるが、コンテストなどに一緒に出る仲間がいないが挑戦をしたい人
・経験のある人の近くで機械学習の知識を身につけながら、様々なことに挑戦したい人

こういう人ならドンピシャでしょうな。

まずはサロンメンバーになってみては?

AI系は参加条件…厳しいというかたも、プログラミング朝活などカジュアルに参加できるイベントがたくさんあるのでまずはテックサロンメンバーになってみるといいかもしれないですね。

キャプチャ

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