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2016.12.19

採用の苦労がサービスを生んだ「Findy」精度の理由を聞いてきた!

最終更新日:

こんにちは、かめきちです。

今回は、英会話サービスで有名なレアジョブからスピンアウトした求人票採点AIサービス「Findy」を運営しているFindyさんにお邪魔してきました。

お話をお伺いしたのは、社長の山田さんと取締役の佐藤さん。
山田さんは、もともとレアジョブの立ち上げに従事、新規事業と人事を担当していたそうです。

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Findyとはどんなサービスなのか?

Findyは求人票を人工知能を活用して採点するサービス。
Findyの採点とアドバイスにそって求人票を改善することでより良い人材を、スピーディーに採用することができますよ!

サービスはコチラ

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実際に試してみたところ…

使い方はカンタンで、新規登録をして求人票を流し込むだけ。
実際にサンプルを入れて見たところ、こんな感じでした。

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3、35点・・・。
何故なのか、分析結果を見て見ました。

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文字数を詰めて投稿してみたところ、量は良いけど見づらいと判断されているみたいですね。ユーザの見え方は大事な要素なので、単純な集計だけではないようです。

ちなみに、お手本の求人票コチラ。

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美しい…しかも文量が多すぎず、でもわかりやすく、読みやすくなっていました。

あたりまえだけど、まずは定量的に書けているか判断

かめきち

話せる範囲でいいのですが(笑)求人票採点のロジックはどうなってるんですか?

山田さん

攻めて来ますね(笑)
サービスの内容を見てもらうとわかるのですが、まず大事なのは、しっかりと文章が書かれていることです。AI的な部分は私の人事時代のノウハウを元に各社の求人票を学習させていますよ。

AI的な部分よりも、まず大事なのは企業や募集内容が定量的にしっかり書かれていることだそうです。当たり前のことですが、ここがない求人票はAIに採点をお願いしても判定はできませんよね。

かめきち

AIの判定によって、精度はどの程度変わるのですか?

山田さん

求人票の書き換えで応募率が4倍になった事例もありますね。ただ、時価総額やブランドまで加味して判定できていないので、点数が低くても応募率がもとから高い会社もあります。

かめきち

人間が選ぶときもブランドが大きいですよね。会社のカラーも大事だと思いますが、抽象的な項目はどうやって判定するのですか?

山田さん

ここは回帰分析でなんとかなる気もしますが、最後の精度部分は、人でやればいいのではと考えています。まずは、平均点以上の求人票が世の中に広まって欲しい。

教育を変えたいという将来のビジョン

かめきち

サービスの目指すビジョンを教えてください。

山田さん

サービスの1つの思いとして、総合職をなくしたい!これが進むということは、結果的に大学の授業のやり方にも反映されるのだと思う。テクノロジーによってマッチングが進み、教育の定義にまで変わるといいなと思っています。

まとめ

人事時代に体験された成功事例をサービスに落とし込んだので成果が出ないことありません。2017年の3月までは無料で使えるみたいですので、お気軽に試してみてはいかがでしょう?
これから機能もどんどん拡張されていくとのことなので、求人票の作成が大変簡単になっていきそうですね。

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