最終更新日:
今回は、様々な社会インフラをAI技術で変革されているGRID社を取材してきましたよ。とにかくGRIDさんは技術力が非常に高いことが、インタビューでよくわかりました。今後の動向に要注目です。
GRID社オフィスは、12月上旬に移転されたばかり。
表参道Aoビル6階のエレベータを降りると全面ガラス張りの開放的な空間が広がっており、都庁方面が一望できる景観は圧巻!
移転直後ということで、インフラに関わる大手企業からのお祝いのお花が多数飾られていました。
GRIDさんのビジョン「インフラ・ライフ・イノベーション」に共感し、ともに社会問題にイノベーションを起こしている企業が多いことを実感しました。
目次
機械学習/深層学習フレームワーク「∞ReNom(リノーム)」とGRIDのビジョン
今回、インタビューにお答え頂いたのは、蝦名さん、鈴木さんのお二人。
機械学習/深層学習フレームワーク「∞ReNom(リノーム)」とは?
詳しくはコチラから。
「∞ReNom(リノーム)」の構成
∞ReNomはPythonで開発されており、種々のクラウドサービスやオンプレミスで使用することができます。構成はこの図のとおり。
ユーザはReNomに定義してあるニューラルネットワークオブジェクトをブロックのように組み合わせることで、解決したい問題に適したディープニューラルネットワークを構築することができます。 これにより、ディープラーニングに取り組む障壁を下げ、様々な分野においてディープラーニングを応用した新しいソリューションを生み出すことができます。
ディープニューラルネットワークを構築するための様々なアルゴリズムやユーティリティが多数用意されているそうで、順次拡大予定とのことです。代表的なものは以下のとおり。
- 全結合型ニューラルネットワーク
- 畳み込みニューラルネットワーク
- 再起型ニューラルネットワーク
- 制限ボルツマンマシン
- オートエンコーダー
- 確率的勾配降下法
…etc
∞ReNomではこのアルゴリズムを層(レイヤー)として定義していて、これらを連結したニューラルネットワークを∞ReNomを用いて構築すると、次のような図式になるそうです。
かめきち
蝦名さん
かめきち
蝦名さん
かめきち
蝦名さん
∞ReNomを活用したデータ分析と精度
かめきち
蝦名さん
かめきち
気になるのは精度ですが、どの程度なのでしょうか?
蝦名さん
GRIDの目指すAIの未来
かめきち
蝦名さん
社会問題の予測、予防に活用できるAIは日本でもまだ数が少ないと思います。Webサービスを中心としたAIは2016年に普及したと思いますが、2017年は、ReNomのようにリアル×AIで活躍するAIの登場に期待ですね。
∞ReNomで社会を変えたいエンジニア募集中!
とてもオシャレなオフィスのGRIDさんでは、∞ReNomを盛り上げてくれる以下の人材を募集中とのことです。
・プロジェクトマネージャー
・データサイエンス/エンジニア
・∞ReNom開発・設計/エンジニア
特に、データサイエンスの知識のあるエンジニアを急募中らしいので、より大きなインフラデータを解決するアイデアをお持ちの方は、お話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか?
その他の人材は下記のリンクからご覧になれますよ。
まとめ
2016年はWebサービスを中心にAIサービスを取材してきましたが、ここに来てリアル×AIの可能性を強く感じています。技術が進み、リアルで扱えるデータが増えてきたので2017年はリアルを注目していきたいと思います。