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2018.06.01

「ディープラーニングを事業に応用できるかを問う」第2回G検定(ジェネラリスト検定)を6/16に実施

最終更新日:


おざけんです。

日本ディープラーニング協会(JDLA)は2017年に設立され、ディープラーニングを中心とする技術で日本の産業力を向上させるために、さまざまな活動を行っています。JDLAの大きな取り組みの一つがディープラーニング人材育成を目的とした「検定の実施」です。

JDLAの検定は2つに分かれ、ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して事業応用する能力を持つ人材かを問う「G検定」と、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を問う「E資格」があります。

第2回G検定が2018年6月16日に開催されることになりました。

2017年12月に第1回が開催され、1,448名が受験しました。この結果、823名のディープラーニングのジェネラリストを輩出し、合格者は名刺にG検定合格の証を印字することができます。

10代から70代まで男女関わらず受験しただけでなく、ICT領域にとどまらず化学や素材、バイオ系、企画職からクリエイティブ、経営者から学生まで幅広い方がG検定を受験しました。

さまざまな産業にディープラーニングを活用できるジェネラリストを育成することを目的としており、受験者からは「スキルアップにつながった」「体系的に学習することができた」などポジティブな感想を聞くことができました。

深層学習に関して体系的な学習ができ、有用な資格試験だと感じました。また社内外で深層学習エンジニアの方と交流する際の話題にもなり、役立っています。

知見が広がりAI関連の展示会などでも、展示内容を深く理解ができるようになりました。

仕事で接するAIベンチャー企業との会話がスムーズになりました。また、AIに対する要件定義ができるようになりました。

学習するモチベーションの一つになりました。自分の実力が確認でき、自身の進路について真剣に考えるきっかけになりました。

技術系でなくてもAIの知識があるとアピールできるようになりました。会社の上司からは成果として認められ、評価を受けることができました。

日本ディープラーニング協会の事務局長の岡田隆太朗さんは

第1回のG検定を終えた印象は、受けた企業がとても幅広かったことです。

開発担当者だけでなく、大企業の方やデータを持っていてどう活用しようか悩んでいる経営企画の担当者の方などにもぜひ、受けていただきたいです。前回もかなり多くの経営者の方が受験してくださいました。

ディープラーニングを活用するための知識を、理系の方はもちろん、文系の方も体系的に理解できるシラバスになっています。

G検定はディープラーニングで何ができるかがわかり、適切な活用方針を決定するスキルが身につきます。ぜひG検定を入り口にディープラーニングを学んで、事業活用してほしいと思います。

先日、JDLAの佐藤理事をインタビューした際にもAI(ディープラーニング)をさまざまな業界で導入していけるブリッジ人材が必用だとおっしゃっていました。

ディープラーニング人材が不足していると聞くとエンジニアが足りていないと考えがちですが、プロジェクトマネージャーなどのエンジニア以外の職種でもディープラーニングなどAIの知識が必要になっています

G検定を受けている人は、なにか違う仕事をしている人が多いです。つまり実業をやっている人が多いんですね。

AIだけではなく、AI以外の知識があるからこそ、AIを活用していくことができます。今後は、AIとそのほかの分野をブリッジで対応できる人材が必要になってくると考えています。

他の業界の人は、AIの理解が少ないため、カバーが必要なんですよね。

【佐藤理事インタビュー】ディープラーニング協会は国内のAI状況をどう見ているのか


ディープラーニングを活用するスキルを測る一つの指標としてぜひG検定を受験してみてはいかがでしょうか?
学割制度もあり、約半額で受けることもできますので、これから就活を迎える学生の方などもぜひG検定を活用してみてください。

■ G検定(ジェネラリスト検定)

名称 : JDLA Deep Learning for GENERAL 2018 #1
概要 : ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する
受験資格 : 制限なし
試験概要 : 120分(予定)、 知識問題(多肢選択式)、 オンライン実施(自宅受験)
出題問題 : シラバスより出題(推薦図書あり)
受験料 : 一般12,960円(税込) 学生5,400円(税込)
試験日程 : 6月16日(土)13時~15時
申込〆切 : 6月8日24:00まで(〆切が間近なのでご注意ください!)

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