ディープラーニングを活用した画像認識技術を提供する株式会社アジラが、より低コストで低負荷な行動認識(人物または動体の個体識別および行動予測)を可能にする技術に関する特許を取得したと発表しました。
今回取得した特許は、行動推定及び対象数特定装置に関する特許。この技術は畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network: CNN)と再帰的ニューラルネットワーク(Recurrent Neuarl Network: RNN)などのディープラーニング技術を用いることで、より複雑な人物または動体の行動予測を特殊なセンサー等を使用せず、動画像(時系列に並んだ複数の画像)を組み合わせることで推論可能とするものです。
従来の技術では、行動予測に必要な推論モデルを構築、実行するためにはGPU等の強力な演算装置とモーションセンサー等を用いて取得される特殊なデータが必要でした。
この技術では、動画像から人物等の関節情報のアノテーション(教師データの作成)を実施し、人物等を検出するためのCNNモデル、及び、それぞれの個体の関節等の時系列での変化(差分)情報を検出するRNNモデルを学習するモデル構築(Modeling)フェーズと、そこで構築されたモデルと独自の個体識別技術を組み合わせることで行動予測を行う推論(Inference)フェーズを実施することで、より低コストなモデル構築と、より低負荷な推論技術によりCPUなどのデバイスでも安定的に動作可能にします。
医療機関や介護施設における、転倒検知や工場内での危険行動の検知など、幅広いシーンでの活用が期待されるとしていて、アジラはさらに生活の安全・安心につながるサービス開発を続けていくとしています。
「人間とAIが共存する社会をつくる」をビジョンに掲げ、AI分野で幅広く活動。書籍『生成AI導入の教科書』『AIエージェントの教科書』『40代・50代でもよくわかる 宇宙一やさしいAIの教科書』の刊行や、1500本以上のAI関連記事の執筆を通じて、AIの可能性と実践的活用法を発信し続けてきた。年間登壇は300回以上。
一般社団法人AICX協会を設立し、代表理事として、国内最大級のAIエージェントカンファレンス「AI Agent Day」の主催や、国内初のAIエージェント実装人材資格制度(AIエージェント・ストラテジスト/アーキテクト)の創設を牽引。一般社団法人生成AI活用普及協会常任協議員を務めるほか、経済産業省「AX時代のスキルに関するワーキンググループ」委員として国のAI政策にも参画。シンシアリー株式会社の取締役CCOとしてAI企業の経営にも関わる。日本HP、Lightblue、NTTデータグループ、THAなど複数社のアドバイザーも務める。
NewsPicksプロピッカー、Udemyベストセラー講師、クラウドワークス アンバサダーとして情報発信・人材育成にも注力。千葉県船橋市生成AIアドバイザーとして行政のDX推進にも携わる。
AI領域以外では、2022年にCinematoricoを創業しCOOに就任。PR・映像制作・フリーカメラマン・日本大学文理学部次世代社会研究センタープロボノなど、多彩な経験を基盤に活動を展開している。
















