シリコンバレー、深センに次ぐ本郷ブランドを! AIスタートアップコンテスト「HONGO AI 2019」が開催

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2019年7月4日、東京都内で記者会見が行われ、アーリーステージの優れた AI スタートアップ企業を表彰するコンテスト「HONGO AI 2019」へのWeb 応募の受付を 7月4日から開始すると発表されました。

最終選考会、授賞式「HONGO AI Award」は、2019年10月2日に東京大学にて開催される予定です。

この記事ではコンテスト「HONGO AI 2019」の概要をご紹介します。

「HONGO AI 2019」概要

「HONGO AI 2019」の運営を行う株式会社アドライト 代表取締役 木村 忠昭氏より概要の紹介がありました。来場者数は400名を見込み、事前選考を突破した10社がピッチを行います。

木村氏によると「HONGO AI 2019」の目的は、「AIスタートアップとステークホルダーとの接点の創出」や「イベントをきっかけとした優良AIスタートアップの発掘」だといいます。

株式会社アドライト 代表取締役 木村 忠昭氏

以下詳しい概要をお伝えします。

応募要件

以下のいずれかの要件も満たすスタートアップ企業(登記予定含む)

  1. AI技術(機械学習など)を活用した事業を行っている
  2. 直近ラウンド時点で株式価値が20億円未満、または資金調達総額5億円未満

流れ

  1. エントリー:7/4(木)〜8/8(木)
    日本時間13:00まで
  2. 書類選考:8/19(月)〜8/23(金)
    応募書類に基づき、選考委員にて書類選考を実施します
  3. 書類選考/結果公表:8/26(月)
    「HONGO AI」Webサイトにて公表
  4. 面談選考:9/2(月)〜9/13(金)のうちいずれか2日間を予定[会場:Inspired.Lab(東京・大手町)]
    チーム選考は17分以内(準備1分+ピッチ6分+質疑応答10分)、提案者2名以内で行います
  5. 面談選考 / 結果公表:9/16(月)
    「HONGO AI」Webサイトにて公表

選考基準

  • 対象市場の魅力度(大きさ、成長性、社会的意義など)
  • チーム / 体制(AIの技術力、チームの質など)
  • ビジネスモデル(スケールの実現可能性、戦略の解像度)
  • 競合優位性(技術の模倣困難性、営業面の強さ)

「HONGO AI Award(表彰式)」の実施日時 / 場所

2019年10月2日(水)12:00 – 18:00 – 懇親会

東京大学伊藤謝恩ホール

主催

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催となり、株式会社アドライトに運営が委託されます。

株式会社アドライト オープンイノベーションによる新規事業創出や社内ベンチャー制度構築、イノンベーター人材育成など、自豪華の知見や国内外ベンチャーのネットワークを生かした事業想像支援を展開。企業だけでなく国の行政機関や主要自治体とも連携し、世の中に大きなインパクトを与えることを目指している

共催

株式会社経営共創基盤(IGPI) 長期的・持続的な企業価値・事業価値の向上を目的とした「常駐協業(ハンズオン型)成長支援を提供するコンサルティングファーム
株式会社ディープコア 技術で世界を変える志を持つ挑戦者を起業家として育成するAI特化型のインキュベーター
Deep30投資事業有限責任組合 AI・人工知能研究で著名な東京大学 松尾豊研究室の関係者により構成するディープラーニングなどのAI技術に特化したVCファンド
株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC) 東京大学など大学・研究機関などの科学技術や人材を活用するスタートアップへ投資するハンズオン型VCを運営
TomyK Ltd. 社会課題を解決するインパクトのあるテクノロジー・スタートアップへのエンジェル投資、経営支援、テック企業家の育成を行う

後援

  • 一般社団法人 日本ベンチャーキャピタル協会
  • 一般社団法人 日本ディープラーニング協会
  • 国立大学法人 東京大学産学共創推進本部

本郷にシリコンバレーのようなエコシステムを |株式会社経営共創基盤 川上氏

川上氏:HONGO AIは本郷付近で活動をしている投資実績のある5つのVCが、「本郷をもっと盛り上げていきたい」ということで参加していただきました。

キーワードは「HONGO」「AI」「スタートアップ」です。本郷で活動しているベンチャーが生態系を作っており、本郷付近にいる人材の底力は素晴らしいものですが、潜在的にもっとAIを活用できる人がいると考えています。

この中で化学変化が起きると、シリコンバレーのようなエコシステムができあがると考えています。

こんな想いをもって議論を開始したところ、NEDOとの縁もあり、「HONGO AI 2019」の開催にいたりました。

本郷のブランドを世界で通用するものに |松尾氏

松尾氏:ディープラーニングの技術が大きな変革をもたらしていて、ハードウェアの領域と絡んでこれからイノベーションを起こしていくフェーズだと思っています。

すでにAIやディープラーニングはいろいろなところでブームになっていますが、10〜20年とかけて我々の社会を大きく変えていくと思います。

いろいろな分野での連携もこれから重要になってきます。いろいろな技術との連携が必要です。

歴史的に見るとスタートアップが急成長することによって産業全体が伸びると思っています。

この時代にスタートアップがたくさん生まれて、世界で通用するような企業が出てくることがとても大事です。そういう意味では、本郷にはAIスタートアップが増えてきていますが、まだまだこんなもんじゃないと思っています。

シリコンバレーや深センなどいろいろなところが有名になっていますが、その中に名乗りを上げ、「シリコンバレー、深セン、本郷」と呼ばれるくらいに本郷というブランドを世界で通用するものにすることが必要だと思います。

名前が知られていなけれど、技術力があり、ビジネス力があるスタートアップをエンパワー(強化)していくことが必要ですし、BtoBのビジネスが多いAIにおいて「HONGO AI 2019」が大企業とビジネスをマッチングする機会にもつながっていければいいかなと思っています。

2019年7月4日 2019年7月10日更新

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